椿屋敷のお客様

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2006年8月29日 (火)

萩の花

Nec_0037_10 裏山を歩けばもう萩の花が咲いてたりするわけです。

「人こそ見えね 秋は来にけり」じゃ。

そういえば朝晩かなり涼しくなってきたし、昨日なんか昼日中でも過ごしやすかったなあ。

萩の花ってのが、これまたなんともいえず淋しげで涼しげで楚々とした花でございますよ。「野分に揺れる萩の花」は、よく秋草文様に使われますね。んで、またその情景にぴったんこなんですわ。侘び寂び好きの日本人にははまりますね。実際はワンワンと生い茂る強い草だと思いますけどね。大風が吹いてもさわさわと受け流して折れることがないし。

淋しげで涼しげで楚々とした美女が、実は踏んでも叩いても折れない頑丈者ってのは、よくある話でございますよ。ある意味おなごの究極の理想。

2006年8月28日 (月)

藪の朝顔

Nec_0036_12 藪の中に野生化した朝顔が咲いていました。まだ2世代目なのでしょう、10cmぐらいの大きな花が咲いています。

朝顔は自然交配すると、まず花色が青紫に先祖帰りします。次にどんどん花の大きさが小さくなって、数が多くなります。「美しさより種の多さ」ということなんでしょう。

この朝顔の花が、ままごとでジュースを作るのにたいへん具合がいいのです。

アントシアニンを多く含んでいて、花びらが柔らかいので、花を集めて潰すと、鮮やかな赤紫色の汁がとれます。どんなに青い色の花でも潰すと赤紫色の汁がとれるので、あれは不思議でした。ジュースを作ってもちろん飲むわけでもなく、ただただ色鮮やかな汁がとれるのがおもしろかった。オシロイバナの花も同じような色の汁がとれました。まあ、昔から似たような事をやっていたわけです。

朝顔の種は牽牛子(けんごし)といって強力な下剤。うっかり口に入れたらひどい目に遭いますぞ。

2006年8月20日 (日)

へクソカズラの花

Nec_0012_18 今年もヘクソカズラの花が咲きました。万葉の昔から咲いておるわけです。んで、万葉の昔から「糞葛(クソカズラ)」だったわけです。

いつも思うのですがそんなにひどい臭いかなあ?確かに臭いよ。臭いけど屁や糞というほどのひどさではないとおもうけどなあ?

花そのものは微妙なオフホワイトの花弁に臙脂色の花芯で、しかも蕾と一緒にこぼれるほどたくさん咲くので、絵になる花なんだけどなあ。

ま、名前はどうあれ繁殖力のあるカズラなので、これには苦労させられているんですがね。

2006年8月15日 (火)

鶏頭の花

Nec_0027_16 赤い鶏頭の花をお墓に持っていって供えました。

鶏頭の花はほんとうに鶏のトサカにそっくりで、「なんで夏の墓花にはこんなグロテスクな形のもの飾るんだ?」とずっと思っていました。

そうでなくても夏のお墓は、ウンコの匂いのするオミナエシとか、しけた千日紅とか、なんとも地味~なコーンフラワーとか、なんでこんなもの飾るんだ食べ物だろうの色つき唐辛子とか、あまり美しいとはいえないものばかりが供えてあります。

自分でお墓にお供えするようになってわかりました。

鹿児島の夏の日差し、しかも石造りの墓地の上、普通の花じゃ半日も持たない。

自然、鶏頭や千日紅みたいに、花弁が固まって水分が蒸発しにくい構造になっっている乾燥に強い花を選ばざるを得ないのです。

百合やトルコギキョウなんかのように花弁はふわふわしていないけれど、一応赤や紅やピンクの色がついています。墓の花に緑の葉ばかりを入れるわけにもいきませんしね。このちょっとした色を添えることが夏場の墓にはありがたいのだとわかってきたら「やっぱ夏の墓花用に鶏頭か千日紅ぐらいは植えとくか・・・」と、考えが変わってきました。

だってさ、お盆の花は高いよ~~~。

2006年8月13日 (日)

ムクゲの花

Nec_0024_19 ムクゲの花が咲いています。

お隣の大韓民国の国花です。お隣からの密入国者の方が「国境の島対馬に、ムクゲを地道に植えて領土権を主張している」らしいです。凄いですね――――。いろんな意味で。

中華人民共和国、大韓民国、ロシア、日本はご近所さんと軒並み海上の領土権問題でもめています。このへんの畑の境界とか田んぼの水争いと原点は変わりなし。建前は双方「愛国心」「歴史の由緒」カッコいいこと言ってますが、なあに結局は漁業資源と何より海底資源の確保ですよ。それがすべて。

去年の六月にこのブログで申し上げましたが、原油の価格はもう下がりません。上がる要因はあっても下がる要因は無いです。今、ほとんどの石油を海底400mから堀り上げているんです。「海底400m」ですよ!!すでに大陸棚ですらない。あとはそれより深海の油脈を探していくしかないのです。地上の油脈を探すのとは大違いのハイコスト。石油資源の限界がもうそこに見えているため、水素やメタンハイドレード、エタノールなどの次世代資源の開発に必死ですが、それなんかをエネルギーとして使う状態にするのにもエネルギーが要るわけです(水素を固形化するにも、固形のメタンハイドレードを気体化するにも)。もう火ダルマ!

砂糖の値段が最近上がってることにお気づきの方も多いと思いますが、それはサトウキビから次世代エネルギーのエタノールをとるから。そっちのほうが最優先なのです。

人類の文明は「エネルギーと食料の確保」これがすべてでしょう。今の政府発表が盛んに「景気回復・いざなぎ景気を超えた!」と吹聴しています。しかし、どうにも「平成の大本営発表、つまりインチキ」臭いのは、この「エネルギーと食料」の問題をきれいに無視しているからです。「原油価格の高騰は懸念材料だが・・・・・」ってそれが一番重要事項でしょうが!!

ことさらに「エネルギーと食料」の問題を過小評価しているところに、作為と情報操作の臭いがプンプンします。

ご存知のように第二次世界大戦で日本が中国侵略・東南アジア侵略をしたのは一にも二にもエネルギーが欲しかったからです。そして太平洋戦争でアメリカと戦う羽目になったのは、石油資源の輸入ルートを絶たれたからです(ABCD包囲網ね)。「愛国心」でも「アジア人民の独立を守る」でもないぞ。そこらあたりを絶対間違うんじゃなねえ!同じ轍を二度も踏むんじゃねえぞ!

国家が「エネルギーと食料の確保」のためにあらゆるカードを切って尽力するのは当たり前なんだよ。だけど戦争は最低最悪のカードでしょう。なにせハイリスク。しかもノーリターンの可能性大。「大韓民国が対馬の領土権主張のためにムクゲを植える」エグイ手だとは思うけれど、それぐらいはするだろう。あっちにしてみりゃお遊びのカードの一つぐらいなんじゃないか?気になるのは、たぶん「木を自分で植えた事すらない、土すら触った事ない」ような連中が国家とマスコミの情報操作に踊らされて底の浅い「愛国心」とやらでイシレン(しょうもない)事をせんだろうな、ってこと。勝負に勝つのは「クールに自分を見失わずやるべき事をやってきた」奴でしょう。いいカッコは必要ありません。

あああ、美しいムクゲの花をだしといて、たいそう生臭い文章になってしまいました。ムクゲの花は乾燥させると下痢止めの薬に。木の皮は水虫の薬になります。花の美しさに似合わずなんと現実的な薬効でありましょうか。切花としては水を吸わず役に立たないというところも。繁殖力旺盛でよく花をつけます。こういう花を国花とする国はたいへんなリアリストではないか?と思います。

2006年8月 5日 (土)

カボチャの花

Nec_0005_16 カボチャの花です。

昔は「実がなってこそ花。実のなる花だけが美しい。」

―――などという、クソ生意気な事を言っておりましたが、今は一代限りのF1の花や、極限まで品種開発されたバラなどという、いわゆる「女子供が好きそうな派手な花」なんかもちゃんと美しいと思います。「限りなき美をめざして、たとえ実がならずとも人為の限りを尽くす」という作業を「それも人間が為す美しい行為のひとつ。無駄だからこそ美しいものもある」のであると、認める事ができるようになったのです。大人になったものです。

しかし、このカボチャみたいに実質的な「実のなる」野菜の花も、昔と変わることなくだい好きなのです。

カボチャは特に好きだなあ。瓜類は夏に花をつけて実を結ぶものが多いけれど、その中でも特にカボチャの花はド迫力。なにせスイカの花よりはるかに大きいのだから。オレンジに近いほどの鮮やかな黄色も好みだし、ふんわり優しいシルエットもいい。たくましく美しいお母ちゃんみたいな花。

終戦時の食糧不足で、カボチャは実のみならず、茎も葉も花も食べたという事は経験者が語る事です。

確かに花を食べてもうまかろうとは思いますが。一生のうちで「腹が減ったあまり、カボチャの茎や花を食べた」などという飢餓状態にだけはなりたくありません。

女郎花の花

Nec_0004_17 女郎花の花が咲きました。

「女郎花」と書いて「ヲミナエシ」。読めないなあ~。でもこれは当て字じゃないの。「女郎」は「をみな」で若い女の事だからです。江戸時代に「女郎」は「春をひさぐ女」の意味になってしまいましたが、それ以前は普通に「女」を意味していました。それぐらい「たおやか」とか「しとやか」とかの形容詞をつけられている花です。

でもね~。この花はねえ~。

臭いのよ!

竜胆や紫苑や小菊と一緒に盆の花に使われる事が多いのでご存知の方も多いと思うけれど、とにかくなんともいえず何かのウンコか、たんぱく質関係の生ゴミが腐ったような悪臭がします。

昔の人も「臭い」と思ったらしく別名「敗醤」。「腐れ味噌」の意味ね。言い得て妙ですわ。それぐらい臭い。仏壇に飾ると臭いし黄色い花は飛び散るし、なかなか厄介な花なんだけど。色と格好がいいから、やっぱり盆の花に使ってしまう事が多いのですね。

しとやかそうでおとなしそうで楚々とした美女の足が、水虫で凄く臭いんだけど、「だって他に今いないんだもん。いいじゃん。グラビアから臭いがするわけじゃないし。」とモデルにしてしまうようなもんか。

2006年8月 3日 (木)

百日紅の花

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夏の花、百日紅の花が咲きました。

百日紅と書いて「さるすべり」。「なんでこう読むの~?」とぼやきたくなるような当て字でございます。

ご存知のように百日紅は、夏の長い間花が咲きつづけるし(百日かは知らん)、幹は「いかにも猿が滑りそうな」ツルツルぶりだし、その二つが合体してこうなってしまったのね。「だからってこれはないだろう」と思いますけど。

昔からこういうの日本人は好きだったんだなあ。「夜露死苦!」とか今に始まったことじゃないでしょう。

正直花はごてごてしすぎてあまり好きではありませんが、幹のツルツルぶりはなかなか趣があってよろしいです。

中国原産で、昔から宮殿に植えていたそうな。納得。いかにもあちらの庭に生えてそうな木ですわ。

2006年7月27日 (木)

ワイルドストロベリーの花

Nec_0015_16 吉野町近辺の園芸者御用達の店、ホームセンター滝の神でワイルドストロベリーのバーゲンをやってましたので購入いたしました。1鉢¥98。ちょっと時期はずれだしな。

ワイルドストロベリーは「幸運を呼ぶ」そうで、実がつけば「愛を手に入れる」そうな。ふむふむ。ええぞ。

生食にして良し、ジャムにして良し、強健で繁殖力旺盛とくれば育てない手はありません。

とよのかイチゴ用の床の一角に植えました。とよのかイチゴも、もう次から次へとゴゴイと堆肥を一輪車で入れてますので盛んにランナーを伸ばして株を増やしてくれてます。ふっふっふっふっふ。たまらん。笑いが止まらん。

おかげさまで今年の春もそこそこイチゴをいただけたのですが、この調子だと来年の春はもっと楽しみ。季節の新鮮なイチゴ、それも手作りお菓子の贅沢感を120%増しにするアイテム。

2006年7月21日 (金)

真桑瓜の花

Nec_0002_20 真桑瓜の花が咲いています。

今年はいろんな種や苗の植付けが遅れてしまい、「夏の実りは大丈夫じゃろかい?」と心配しています。お盆のお供えに間に合えば「終わりよければすべて良し」なのですが。

10日大雨が降ったら10日日照りで、また大雨。ここ数年の気候は極端すぎ。長野や福井の被災者の方々、一刻も早い救出と、日常が戻ることをお祈りいたします。

・・・・・と、今週末は鹿児島も大雨らしいです。200mは降るらしい。たまらん。せめて畑のものがこの大雨で急成長してくれますように。