席巻する葛
今年の夏も猛暑の夏、お盆を過ぎても34℃。かな~りヒートアップしております。
こうやって気温が上がると植生が変わってくるだろうな。それも猛スピードで。たぶん蔓草が繁茂するんじゃないか、と思うんだよね。
樹木類は成長に時間がかかるでしょ。対して蔓草はあっという間に成長し、絡み付けるところすべてに絡まって覆いつくし、下を影にして木も草も全部枯らしてしまいます。そのパワー恐るべし。
中でも葛はすごいです。荒地で一面葛だらけで、それでも足らず電信柱やフェンスなんかも葛が這い登っているのをよく見かけますでしょ?あの調子でたとえ温暖化が進んでもこの草は生き残るんじゃないかな?
佐藤史生という漫画家が昔「葛の極相林に覆い尽くされた未来の日本」のマンガを描いてました。「葛のために他の森林も植物も潰されて、何百年も葛餅ばっかり食べてた日本人」ってマンガ。とても変な話だったけれど「ありえる~~!」とか思いましたです。
葛餅嫌いじゃないけどさ。そればっかってのもねえ。
まあ、ガソリン代がまだまだ上がるし、人類もっと車に乗らなくなるでしょ。(すでにお盆の交通事故が激減しているという)環境にはすごくいいことじゃん。「見渡す限り葛だけ生えた日本」にはならんと思うけれど。
いつまでもうまい米の飯を食っていたいです。
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