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これも帰化植物なんだよなあ。でも気の毒な嫌われ方をしているセイタカアワダチソウに比べると、なんとなくそこらの野っぱらにマッチしているなあ。
名前も「ヒメジョオン(姫女苑)」だよ。麗しくも高貴なお名前で。平安の昔から宮廷に生えてそうな姿と名前でも、入ってきたのは明治時代。しかもアメリカから。セイタカアワダチソウと条件は一緒なのにねえ。
思うにこの白くてかわいらしい花が愛されるポイントだな。草丈もせいぜい膝上ぐらいまでだしな。そういうところがヤマトゴコロに通じるのかもな。まっ黄っ黄でど派手な花で人の身長をはるかに超える草丈のセイタカアワダチソウに比べると得してるよなあ。
丈夫さではどっこいどっこいなのにねえ。ま、そういうの人間社会でもよくある話か。
ボンボンjr.(ヤギザーネン種・10ヶ月・♂)の角は、ますます立派になっていきます。
うーーーん、正面から見るとホント絵に描いたようなヤギだなあ。
アルプスのガケの上とかにいても何の違和感もないんじゃ?今いるのは鹿児島のシラス台地の畑の上だけれど。
この間彼が右前足をびっこしだしたので、おなじみ鹿児島大学の動物病院に連れて行ったのです。びっくりしましたよ。K先生は彼の歩き方を一目見るなり「ああ、こりゃ下だね」
下?下って?
問いかけるまもなく先生は、右前足をひっくり返してマイナスドライバーで蹄の間を探り始めました。「あった!」
なんとほじくりだされたのは小さい真鍮の釘。蹄と肉の間に刺さってたの。これは痛いわ~~。
釘が抜かれたらあっという間に歩き方は元にもどりました。
歩き方一発でわかっちゃうなんてプロってすごい。
どちらも女を罵る言葉ですが、なんだかなあ。「雌犬」とか「雌豚」とか言われたらあたしゃ大喜びだけどなあ。犬も豚も子だくさんで子育て上手。それの何が悪いの?わからん。
「bitch」と「pig」の訳語なわけだけど、まあ肉食で人間至上主義で男根主義のキリスト教圏でまかり通る概念だよな。娼婦・淫乱=雌犬・雌豚。笑っちゃうね。発情期の雌犬が雌豚が女が、淫乱で何が悪い。淫乱でなけりゃお前ら困るだろうが。我が身を省みろっちゅうの。
教会で法で管理できないSexを「魔女と悪魔の為すところ」などと世迷いごとを吐いて、同族を拷問にかけまくり火焙りにしまくった連中の尻馬に乗る必要などまったく感じないね。
日本の民俗社会では明治維新で富国強兵と家父長制を言い出すまで「女の処女性や貞操」など武家以外ではまったく問題にされてなかった(ほんとだよ。どこの地方も夜這いOKだったのじゃ)。根っからの母系社会なんだわ。そんな国で「雌豚」も「雌犬」も歓迎されこそすれ罵り言葉としては意味をなさんだろう。
「雌犬」で何が悪い?少なくともあたしゃ「かくありたし」と目指しておるので言われたら嬉しいぞ。
南の木なので秋の蘇鉄ってのはなんとなく哀愁が漂うよなあ。しかもここの木は雄株ばっかだし。実がなってるの見たことないもん。
鹿児島じゃフェニックスと同様「南国情緒の強調」のためにそらもうあちこちに植えられとります。校庭に蘇鉄、公園に蘇鉄、ロータリーに蘇鉄、築山に蘇鉄。雌株には朱色のスモモぐらいの大きさの実がなります。見た目はとおってもおいしそうなんだけれど、毒があるの。サイカシン。南西諸島じゃ飢饉の際に蘇鉄のあく抜きをして食べたけれど、それでも中毒して「ソテツ地獄」とか言ったらしい。おっかないぞ。
だから小学校の校庭にも生えてたけれど「毒があるから食べちゃいけません」と注意されてました。でも、そうじゃなくても蘇鉄の木は葉や幹の間によくムカデが棲んでいて、そうそう手を突っ込もうって気にはなりませんでしたわ。
うちはシラス台地のうえにあるのですが、10mも降りれば水が湧き出て田んぼがあります。そして今まさしくどこの田んぼも稲刈り三昧!!
どこのうちも親戚一同駆り集めて、稲を刈りいの、集めて束にしいの(まあ、ここまでは機械がやるにしろ)、その稲束を集めて馬にひっかけて干しいの、大仕事です。
このご時勢なのでいくら子供の代でサラリーマンでも、親の田んぼの手伝いに行かないと米をもらえないらしいです。まあ、当然ですか。米はこれから高くなるだろうしなァ。
うちの父方の日置の実家の近くにも、うちの田んぼ(荒れ放題)があるんだよな。母方の祖父の残したヒノキ山の中にも、棚田のあとがあるんだよな。ああ、なんとかしたいよう!!もったいないよう!
「片付けられない女」それはわたくしの事であります。
去年の12月からかかっているマンガの整理、まだ終わりません。もう秋の彼岸もとっくに過ぎました。冬場は「だって寒いんだもん」夏場は「だって暑いんだもん」、もう言い訳はできません。読書の秋、この気候のいい時期になんとしてもめどを立てねば。
最初は「やっぱ、著者あいうえお順かな?」とか「出版社別かな?」などと自分の整理能力を省みない野心を持ってましたが、もう。
とにかくシリーズを全部揃えて、かろうじて巻数を並べて次々と本棚に突っ込んでいくのみ!何はともあれダンボールを片付けて床を出さねば。冬のじゅうたんが、炬燵が出せん。
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