椿屋敷のお客様

食・レシピ Feed

2005年9月22日 (木)

干し葡萄入り全粒粉パン

Nec_0019パンを焼くのは好きである。

イースト菌を発酵させるのが好きなのである。予備発酵のために、牛乳に砂糖を混ぜて38℃。ご存知の方も多いだろうが、これより高くても低くてもだめ。特に温度が高いとイーストが死滅してしまうため、温度計を突っ込んで「まだかな?まだかな?」と適温になるのを待つ時間がいい。理科の実験みたいだ。

今は便利になって、こねるのはフードプロセッサーがしてくれる。粉にバターを混ぜ込むのがたいへんだったので助かる。仕上げに手でしばらくこねて、濡れぶきんをかぶせて、この時期は室温でのんびり発酵させる。固かった生地が、いつの間にかプーッと膨らんでふわふわに柔らかくなっているのは本当に不思議。よくぞ「発酵」という現象を発見してくれた。よくぞ長い歴史をかけてその現象を(わたくしのような素人でも)使いこなせるようにしてくれた。ありがとうメソポタミア。ありがとうエジプト。ありがとうN清製粉。

全粒粉やライ麦や干し葡萄を混ぜて焼くのが好き。うまし。

2005年9月20日 (火)

新米届く

広島Nec_0014の米農家に嫁に行ってる妹から新米が届いた。

なんせ嫁ぎ先は中国山地の山の中。広島―島根の県境で、屋敷の100m先に分水嶺があるのである。屋敷は瀬戸内海側、100m先から日本海側。ほんとうに山のチョッペンなのだ。貴重な天然記念物オオサンショウウオの棲息地で、そこらの小川にうようよいるらしい。ひゃあああ。

鹿児島のうちも水はいいが、そこの水はまた格別趣のある味であった(ほとんど雪解け水)。その水で作る米の味もまた格別。屋敷の前に田んぼが広がっているが、その米は一等米。そういう身内ができてほんとうにありがたい。新米楽しみ。さんまと大根おろしで食べよう。

2005年9月 8日 (木)

平飼い卵

こんなにうまかったけか?地鶏の奥様方がお産みになった卵を食したのである。何というか黄身がむちゃくちゃ濃い――!鼻血が出そうなほど濃厚である。「終戦直後何もなかったときに、うちの庭で飼っていた鶏の卵だけが頼りでしたよ。それで子供を無事に産んで育てることができました。」と教えてくださった方がいたが、さもあらん。こりゃ栄養があるわ。もっとも草を食わせて虫を食わせてかぼちゃやウリや菜っ葉(無農薬有機栽培)Nec_0185の切れ端を食わせとるのだからなあ。うまいのはあたりまえか。しかしありがたい。

2005年8月22日 (月)

ナスづくし

Nec_0152 ナスの田楽、焼きナス、ナスの味噌炒め、麻婆ナス、ナスの味噌汁、ナスとトマトのパスタ、・・・近頃ナスづくしである。今大量に採れる。しかもうまし。旬っていいなあ。

2005年8月15日 (月)

盆のお供え・だんご

Nec_0142 寒ざらしのとてもいい米粉をいただいた。ありがたやナイスタイミング。早速こねてだんごに。小豆は買い置きがあったので、煮て餡子にする。単純な食べ物だけど、いい材料を使うとおいしいよねえ。

2005年8月 9日 (火)

カラメル・バナナ・アイス

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冷蔵庫をのぞいたら、生クリームとバナナがあった。おととい作ったカラメルソースも残っていたので、生クリームを冷やしながら泡立て、つぶしたバナナとカラメルソースをゴムベラでさっくりと混ぜ、冷凍庫で冷やす。2時間後おやつに食した。うまし。

2005年7月31日 (日)

ピザ・マルガリータ

Nec_0105 大雨で外に出ることができないので、パン生地からピザを作った。トマトが山ほどあるし、バジルの葉もあるし、あとニンニクとベーコン少々、チーズで、ピザ・マルガリータ。オーブンから出したてでジュウジュウいってるところを食す。うまし。

2005年7月24日 (日)

土用干し

Nec_0094梅干を干している。「土用3日干し」と先達もおっしゃっておる。まことにうまく日本の気候を利用した季節行事である。今ごろは雨が降らず、かんかんでりが続く。歩いていると倒れそうな強い日差しが、梅干の味を作る。

2005年6月29日 (水)

紫蘇のにおいプンプン

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Nec_0068梅干漬けました。clusterさんとこも漬けてるみたいで、「今紫蘇もみちゅうです」という働き者なメールがきてました。家中紫蘇のにおいが充満しています。6月とは思えないナマぬくい日々ですが、このにおいをかぐと少しすっきりします。

2005年6月14日 (火)

夏野菜特集・ミョウガ

Nec_0052「食べると物忘れがひどくなる」といわれる野菜。しかし、ミョウガはうまいよ。特に夏の食欲の無い時期、そうめんにつけてよし、そばにつけてよし、ミョウガ寿司にしてよし、ナスとみそ汁にしてよし、天ぷらにしてよし、最高ですなあ。「これ食べたらもうぼけてもええわ」と思うほど。もちろん迷信ですが。