種麹は理論上は1・5gでいいんですが・・・・・・それじゃあんまり少ないので5g。大過ぎるとたいへんな勢いで発酵して温度が上がりすぎてしまいます。かといって一度開けてしまったら、長くは取っておけないし。あとは甘酒かどぶろくを造るぐらいか。一袋¥120ぐらい。
塩は専売公社のより多少値が張っても天日干しのミネラル塩の方がおいしいです。
焼酎は消毒用。バケツを拭いたりもします。最後に上からかけまわしてカビを防ぎます。
だし昆布は漬け込んでおいて味噌に風味をつけます。最後に残ったこのだし昆布を、細かく切って味醂と砂糖と濃い口醤油で味を調えて煮るといい佃煮になります。
麦10kgと大豆4kgのところを麦1kgと大豆400gで、これが結構うまくできるんですわ。(薩摩人なので麦味噌)
「味噌作り」というと、納屋からモロブタだしいの大蒸し器だしいの臼をだしいの樽をだしいの、それをまた全部洗って日光消毒して、終わったらまた洗って日光消毒して梱包して納屋にしまいいの、でたいへん大掛かりでめんどくさいイメージがありますでしょ?
1/10量だと、通常の台所用品の範囲でできるんですわ。んでもって通常の炊事仕事の合間でできるし、麹発酵の温度管理もしやすい。保存場所にも困らない。加えて万が一失敗してもロスが少なくてすむ。
いいですぞ~~。1/10量。年に2,3回作れば一年分には間に合うし。ぐうたらなわたくしでもめんどくさくない。
ちょいと特集します。さあ、みなさんLet‘try味噌作り。
夏の庭にはピーマンだの茗荷だの青紫蘇だの、いかにも南蛮漬けに入れたらうまい薬味がわんさか生えているし、梅雨時に作った青梅の砂糖煮をタレに混ぜるとコクがでるし、とにかくもう、たまらん。
最近最寄のスーパーの(それでも4km離れてるけど)鮮魚部から、魚のアラを動物達の餌用にもらってきてるんだけれど、その中に小鯵が何匹か入ってたの。ありがとうございます!ラッキー!すぐ唐揚げにして南蛮漬け。辛抱たまらんで揚げながら何匹か食べちゃったよ(行儀悪し)。
今日の晩御飯は、小鯵の南蛮漬けとニガウリと豚の味噌炒めと蕎麦。デザートはラビットスイカ。お腹一杯。とってもしあわせ。
一日一粒の梅干。これ、ほとんど365日毎日食べてるんじゃなかろうか?大好きなんす。
白いご飯に赤く染みこむ梅酢の色。味。最高ッじゃないですか!酷暑で食欲が落ちようが、高熱で胃腸が弱ろうが、梅干と白い米の取り合わせなら食べることができるぞ。
最高の嗜好品にして滋養強壮のお薬。それが梅干。だから梅干作りはとても大切な行事なの。梅干とか味噌とか「うまくできたかどうかで吉兆を占う」と言い伝えらているとか。なんだかわかる気がする。家がバタバタしてるときとか自分の体調がよくないときとか、落ち着いてできないもんな。
今年も無事に土用干しまでできてよかった。ちゃんと三日干せたな。
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