椿屋敷のお客様

食・レシピ Feed

2008年9月14日 (日)

1/10量の味噌作り・4

0914 何事も下準備が大事。下準備と段取りがうまくいけば、事は7割成ったも同然なのであります。

①麹発酵させるタッパーと保存用のふたつきバケツは洗って日光消毒(お日様は偉大です)。

②みそ麦と大豆の計量はしっかりと。

③そしてまずみそ麦から一晩水につけます。みそ麦を蒸して麹発酵するのに1日半ぐらいかかるので、大豆はみそ麦の一日あとに水につけます。

2008年9月13日 (土)

1/10量の味噌作り・3

0913_2 10/1量の味噌作りの材料編です。

種麹は理論上は1・5gでいいんですが・・・・・・それじゃあんまり少ないので5g。大過ぎるとたいへんな勢いで発酵して温度が上がりすぎてしまいます。かといって一度開けてしまったら、長くは取っておけないし。あとは甘酒かどぶろくを造るぐらいか。一袋¥120ぐらい。

塩は専売公社のより多少値が張っても天日干しのミネラル塩の方がおいしいです。

焼酎は消毒用。バケツを拭いたりもします。最後に上からかけまわしてカビを防ぎます。

だし昆布は漬け込んでおいて味噌に風味をつけます。最後に残ったこのだし昆布を、細かく切って味醂と砂糖と濃い口醤油で味を調えて煮るといい佃煮になります。

2008年9月12日 (金)

1/10量の味噌作り・2

0912  だいたいこれだけの道具があれば、いけるんじゃないかと。

秤類と温度計は必需品です。

なんといっても量が少ないので、計量と計測だけはしっかりとしたほうが失敗がないです。

秤はできれば電子ばかりも。

温度計はホームセンターで¥500~¥800ぐらいで売ってます。

2008年9月11日 (木)

1/10量の味噌作り・1

Nec_0063 最近、味噌は通常の1/10量で作っています。

麦10kgと大豆4kgのところを麦1kgと大豆400gで、これが結構うまくできるんですわ。(薩摩人なので麦味噌)

「味噌作り」というと、納屋からモロブタだしいの大蒸し器だしいの臼をだしいの樽をだしいの、それをまた全部洗って日光消毒して、終わったらまた洗って日光消毒して梱包して納屋にしまいいの、でたいへん大掛かりでめんどくさいイメージがありますでしょ?

1/10量だと、通常の台所用品の範囲でできるんですわ。んでもって通常の炊事仕事の合間でできるし、麹発酵の温度管理もしやすい。保存場所にも困らない。加えて万が一失敗してもロスが少なくてすむ。

いいですぞ~~。1/10量。年に2,3回作れば一年分には間に合うし。ぐうたらなわたくしでもめんどくさくない。

ちょいと特集します。さあ、みなさんLet‘try味噌作り。

2008年8月26日 (火)

夏バテ防止夏野菜カレー

Nec_0047 夏のカレーはなぜこんなにおいしいのでしょう?

カレーの黄色はターメリックの黄色。ターメリックは肝臓にいいウコンのこと。つまりカレーはウコンの塊を食べているようなものなのです。そりゃあ、暑さに弱った肝臓にいいはずだよなあ。

茶色になるまで炒めたタマネギとニンジンとナスとカボチャとトマト。肉は鶏か豚。ご飯は炊きたて麦飯。

今日は二日目。たらふく食べてしまった。

2008年8月19日 (火)

小鯵の南蛮漬け

Nec_0037 小鯵の南蛮漬け!これがもう大好物でして。

夏の庭にはピーマンだの茗荷だの青紫蘇だの、いかにも南蛮漬けに入れたらうまい薬味がわんさか生えているし、梅雨時に作った青梅の砂糖煮をタレに混ぜるとコクがでるし、とにかくもう、たまらん。

最近最寄のスーパーの(それでも4km離れてるけど)鮮魚部から、魚のアラを動物達の餌用にもらってきてるんだけれど、その中に小鯵が何匹か入ってたの。ありがとうございます!ラッキー!すぐ唐揚げにして南蛮漬け。辛抱たまらんで揚げながら何匹か食べちゃったよ(行儀悪し)。

今日の晩御飯は、小鯵の南蛮漬けとニガウリと豚の味噌炒めと蕎麦。デザートはラビットスイカ。お腹一杯。とってもしあわせ。

2008年8月17日 (日)

自家製もち米ダンゴ

Nec_0034 お盆のダンゴをお知り合いの米農家からもらった自家製もち米粉で作ってみたわけです。

うまいのな!

普通に水加えて捏ねて丸めて茹でただけなのに、おいしかった。

まだ冷蔵庫に残りがあるので、オーブントースターで焼いて餡子を乗っけて食べてみた。これまたうまし!

明日は醤油ダレを作ってシンコダンゴにしようかな。黒糖ダレもゴマダレも柚子ダレもいいな。

ちょっとダンゴにはまりそう。炭火で焼くともっとおいしいんだろうけど。火鉢を納屋から出してこようかな。

2008年8月 6日 (水)

今年の梅干

Nec_0023 今年の梅干も我ながらうまくできたなあ。おかげさまで。

一日一粒の梅干。これ、ほとんど365日毎日食べてるんじゃなかろうか?大好きなんす。

白いご飯に赤く染みこむ梅酢の色。味。最高ッじゃないですか!酷暑で食欲が落ちようが、高熱で胃腸が弱ろうが、梅干と白い米の取り合わせなら食べることができるぞ。

最高の嗜好品にして滋養強壮のお薬。それが梅干。だから梅干作りはとても大切な行事なの。梅干とか味噌とか「うまくできたかどうかで吉兆を占う」と言い伝えらているとか。なんだかわかる気がする。家がバタバタしてるときとか自分の体調がよくないときとか、落ち着いてできないもんな。

今年も無事に土用干しまでできてよかった。ちゃんと三日干せたな。

2008年7月23日 (水)

土用三日干し

Nec_0005 今は土用、夏真っ盛り。一年でもっともギラギラ太陽が照りつける季節であります。

昔から「土用三日干し」と申しまして、この時期にこそ先月梅雨時に漬けた梅干をお日様に干すんであります。干した梅干は紫外線殺菌で持ちが良くなり、紫蘇味が滲みる、というわけでして。まったくもって日本の気候を利用しつくした先人の知恵でありますよ。感服なり

さてさて今年の梅は、今のところ絶好調!我ながらよく漬かってます。

あとは、干している途中で雨に降られんようにしなければな。

2008年6月28日 (土)

リトマス反応

Nec_0015 梅干を漬けてます。

完熟梅を15%の塩で塩漬けにして、梅酢が上がってきました。

昨日梅の10%の紫蘇を揉んで、塩漬け梅に加えました。

紫蘇の汁はそのままだと青紫なのに、梅酢を加えたとたん鮮やかな赤紫に変わります。理科の実験でやるじゃないですか。リトマス反応。酸性なら青が赤に、アルカリ性なら赤が青に。まさしくその通りに!梅酢ってほんとに酸性なんだなあ・・・・・・

この瞬間が見たくて梅干作りが止められないのです。もちろん梅干が大好物だから、なんすけど。夏場は梅干大活躍。ご飯はもちろんそうめんの薬味にも肉の下味にも梅酢味噌にも、もう何でもかんでも使っちゃいます。「夏は酢」ですよ酢。