椿屋敷のお客様

食・レシピ Feed

2008年12月 1日 (月)

ブリュッセルタイプのワッフル

Nec_0023_2 もう3,4年前に勤めていた介護の会社の忘年会のビンゴゲームで、ワッフルメーカーが当たったのでありました。

でもね、「ワッフルってめんどくさい」とずっと思ってたのでほったらかしでした。ちゅうよりもらったはなは「こんなもんいらねーーー」とリサイクルショップに叩き売ろうとしたんだけれど、「うちでは商品になりません。お金は出しません」と断わられ、そのまま死蔵されていたといういわくつき。

「ちまちまワッフル焼くぐらいなら、ドーンとホールやパウンド型やタルト型で焼いたほうがええわ」と、あいかわらずの大雑把なことを思うとったわけです。

まあ、ちょっと思うところあって今年は焼いてみたんですね。

おいしいじゃん!

ベーキングパウダーとメレンゲで膨らます、ブリュッセルタイプ、ってやつ。外側はサクサク・カリカリ、中はふわふわ。バターと蜂蜜とバニラオイルで味付け。

ちょっと止められなくなるな、こりゃ。

2008年11月28日 (金)

冬のレシピ整理

Nec_0016 冬は「クリスマス」に「バレンタインデー」という甘党にはたまらんお菓子解禁シーズンなんであります。ま、だからといってそのときだけバターや砂糖のカロリーが減るわけでなく、後々おしょろしい思いをするのは自分なんでありますが・・・・・・。

「酒が飲めんのだから、せめて甘モノは思う存分とったるわい!」と下戸は開き直るわけでございますね。

今年は寒くなるのが早いように思います。寒くなると怠け者。いたずらに炬燵でゴロゴロしてばかりいるので「これではあまりにも生産性がない!」と大反省。手持ちのお菓子&ケーキレシピを引っ張り出し、さらにネットで調べて、冬のお菓子と材料の検討。

と申し上げれば聞こえがいいけれど、実際は写真を見ては涎を垂らしているだけなんすけどね。

と、くやしいけれど今年は無塩バターがむちゃくちゃ高いなり!でもマーガリンじゃせっかく作っても不味いもんなァ。実はマーガリンのほうが体にも悪いんだよね。だってさ、常温じゃ液体のはずの油を「化学的に処理して」固体にしてるんだよ。うわああ、いかにも血栓とかできそう。肝臓にも悪いぞ。日本の酪農家はみんな首くくる寸前なのに、それは放置しといてメラミンとか混ざってる乳製品を輸入してきたんだよな、この国は。どうかと思うぞ。

2008年11月27日 (木)

焼き芋

Nec_0015 冷たい雨が降り続く一日でした。

もう、炬燵が体の一部と化して、まるでヤドカリかカタツムリのように背負ったまま。寝転がって、マンガか本を読み、いつの間にかうたた寝。

まったくもってグウタラとはこのことなり。

お隣の畑からいただいたカライモを、そのままオーブントースターに放り込んで焼いて、お腹が空いたらこれを食べて。

ああ、しあわせ。

2008年11月26日 (水)

.今宵の豚汁

Nec_0014 柔らかい豚肉。しょうが。大根、人参、ゴボウ、サトイモ。豚肉の旨味がまわり野菜の端が少し透き通るぐらいに炒めて、昆布を浸したお出汁で煮る。

野菜が柔らかくなったらお酒と味醂をたっぷり入れ、火を止めて深ネギの薄切りを散らし、自家製麦味噌を溶かす。

アツアツを分厚く大きい汁椀に注ぎ麦飯といただく。

暖かくて、うまうまで、しあわせ。

お酒が効きすぎて、酔っ払って寝ちゃったよ。

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2008年11月 7日 (金)

味噌煮込みうどん

Nec_0004 風邪気味なので、しょうがと深ねぎとかしわと昆布と酒と味噌をたっぷり入れて、土鍋でアツアツにして、卵を割りいれた味噌煮込みうどんをたらふく食べました。

今汗をたっぷりかきましたので、着替えてこのまま布団に入り、風邪を治します。

2008年9月20日 (土)

1/10量の味噌作り・9

0920 さて、みなさまお疲れ様でした。

みなさまのお手元のバケツには、もう味噌の元が入っております。あとは2ヶ月の熟成を待つのみです。

熟成の間もカビや虫の侵入には十分注意いたしましょう。

ちょっとやそっとなら取り除けば大丈夫ですが、異臭がしたり中まで侵入したりしていたら捨てましょう。

1/10量なら惜しくない。

やってみましょう。

さあ、みなさんLet‘s enjoy 味噌作り!!

2008年9月19日 (金)

1/10量の味噌作り・8

0919     ここまでくれば後は一瀉千里に駆け抜けるのみであります。

大豆を蒸して潰しす。(フードプロセッサーがあればとても便利ですが、400gぐらいならすりこぎや木べらですぐ潰れます。半分粒が残っているほうが個人的にはおいしいと思います)

潰した大豆を先の麦によく混ぜる。

それを大きな団子にして消毒したバケツの中に叩きつける。

「空気を抜くための作業」なのですが、これが子供の粘土細工みたいでとても楽しいのです。

2008年9月18日 (木)

1/10量の味噌作り・7

0918_2  というわけで「発酵」という「人類が得た唯一の錬金術」(byもやしもん)を駆使するわけです。

もう一度繰り返しときます。

  1. 麹神様は高温がお嫌いである。50℃を越すと死滅される。
  2. 麹神様は酸素が好きである。好気性発酵をなされるのである。
  3. 麹神様は余計な水分がお嫌いである。

これでうまいこと麹が繁殖したら、そらそらもう麹カビのいい匂いが漂いだします。日本人ならこの香り絶対好きですぞ。

忘れもしない温度が十分下がりきらないうちに麹を植えつけてしまって死なせ、乳酸菌を繁殖させてしまったことがあったなあ。そのとき麹香はせずヨーグルトの匂いがしました。さすが乳酸菌です。でもそれは失敗なの。

2008年9月16日 (火)

1/10量の味噌作り・6

0916_2  さて、ここからは神の領域です。

なんせ東アジアでは昔から味噌の出来具合でその年の家や国の吉凶を占ったというほどでありますからして。

もっともどんな神様もその神様が求める作法とルールを守って貢物をすれば結構言うことを聞いてくれるもんなんであります。

というわけで、1袋15g¥120で買える麹神様が求める作法は、

  1. 麹神様は高温がお嫌いである。50℃を越すと死滅される。
  2. 麹神様は酸素が好きである。好気性発酵をなされるのである。
  3. 麹神様は余計な水分がお嫌いである。

こんなところですか。

なので蒸し麦をほぐして水分を飛ばしながらさますときは、よくさましてください。ちゃんと温度計で確認しましょう。素人の勘はあてになりません。もし温度が高いまま麹を種付けしてしまうと、麹は死滅して乳酸菌や納豆菌のような高温を好む菌の繁殖を招いてしまいます。

2008年9月15日 (月)

1/10量の味噌作り・5

0915_2  さて、次は麦を蒸さねばなりません。

30分の時間短縮のため圧力鍋を使ってますが(なにせわたくしずぼらでぐうたらでして)、普通の蒸し器でも大鍋に簡易蒸し器を敷いたのでも、60分蒸せばかまいません。

いずれの蒸し方でも必ずさらし布で麦を包むようにして蒸してください。底のほうがお湯に浸からず均一に蒸せます。

後に大豆もこれと同様に蒸します。なぜ、茹でずに蒸すかというと、麦も大豆も型崩れされると困るからです。