椿屋敷のお客様

動物ー猫 Feed

2009年1月 6日 (火)

高齢猫用餌

Nec_0049 ドリアンももう16歳。じじいだよなあ~~~。

アメリカンショートヘアーのハーフで、若い頃はシルバーグレイの縞々がそりゃあ綺麗なもんじゃったが(雑種なのでタビー班ではなくパッチもんの縞々だけど)、今は白髪が多くなって縞々も曖昧になってしもうたわいな・・・・・。

どうも最近食が細いので、心配になって餌を「高齢猫用」に替えました。甲斐あって「バリバリ食べる」・・・・・・・とまでは行きませんが、「ボソボソフガフガ」と長いことかかって食べているので、まあ、ひとまずよし。とはいえ高齢用の細かいペレットでもかなり噛みしめるのに苦労してるので、やっぱりなあ。年をとったんだよなあ。

それにしても昔はなかった「高齢用」のペットフード、猫用も犬用もありますね。それもごく一般的に。猫も犬も長生きするようになったんだよなあ。人間が長生きするはずだよ。

2008年12月10日 (水)

食欲不振

Nec_0036  ジジイ猫のドリアン(アメリカンショートヘアーのハーフ・16歳)が、ここ何日かあまり餌を食べません。

年が年だけに心配なんであります。

人間の爺さんみたいに猫の爺さんも、歩き方がよっかよっかになります。動きも鈍い。

なんか、最近のドリアン、ヨイヨイって感じで「ああ~年をとったなあ~」って。シルバーグレイの縞々だった毛皮も白髪が増えて縞模様がぼんやりしてるし。

同じだけの時間を、わたくしの体も過ごしてきたんだもんな。ドリアンもこっちを「年をとったなあ~」とか、思ってるんだろうな。

2008年11月25日 (火)

狩人の証

081125 猫を飼ってらっしゃる方はご存知かと思いますが、狩の上手な猫は目の前を獲物がちょろちょろすると「カカカカカ・・・・・・!」などという「お前どっから声だしとるんじゃ?」という独特の音を立てます。

なんのつもりなんですかねえ。狩に直接役に立つとは思えんのだが。それどころかこんな変な音、獲物に聞かれたら邪魔だろう、と狩の素人は思うんだが。

猫族にとって、この「カカカカカ・・・・・・!」は武者震いとか鬨の声に近いんじゃろうか?自分でも無意識のうちに声を出しとるらしいし、かなり興奮しとるし。

メロン(白黒猫・♂・1歳?)は、若造ながらかなりの狩名人。今日も今日とて季節はずれの蛾が部屋の中に入りこんできたところ、大興奮!「カカカカカ!」「カカカカカ!」と追い掛け回して大騒ぎ。「蛾なんか追いかけてどうするんじゃ?」とこれまた狩の素人は毒づくわけですが、何事も名手というのは、こういう細かいところもおろそかにせず修行を積んでおるからして名手なのやも知れません。

今日も玄関先に、馬鹿でかい鼠の死骸が「でろりーん」と置いてありました。

やはり名手なのでしょう。ありがた迷惑なことであります。

2008年10月24日 (金)

肉球の魔力

Nec_0037 「猫は嫌いでも肉球は大好き!」などという人が世の中にいるぐらい、肉球というのは魅力ある器官なんであります。

ぷにぷにぽにょぽにょしてのう。触り心地がなんともいえません。形もラブリー。しかも猫肉球をおもちゃにするといつもは引っ込んでいる三日月形の爪を出したり引っ込めたりできます。ヒマ人かオマエは。

この並のクッションよりはるかに柔らかい肉球が足の裏にあるために、猫族は足音を立てません。かわいいばかりでなく重要な狩のアイテムというわけ。ちなみに爪が引っ込むのも足音を立てないための進化。最近ドリアン(アメリカンショートヘアーのハーフ・16歳・じじい)は歳をとったせいかどうも爪が引っ込んでないときがあるような・・・・板の間を歩くとき音がする。やっぱりなあ。もう鼠を捕らなくなって久しいもんなァ。

いつも不思議なのは肉球がこれだけソフトなのに、なんで猫は裸足で歩いて平気なのか?ということ。人間の足の裏よりかなり柔らかそうだよ。痛くないのかね?まあ、肉球を怪我してるところを見たことがないので、これは見かけによらず強靭な皮膚なのでしょう。

朱肉を付けて肉球判子を押したくなるよな。

2008年10月 2日 (木)

1週間に千匹

Nec_0003 とうとうメロン(白黒雑種猫・推定8ヶ月・♂)が、獲った鼠を持ってきました。

だからそんなもん持ってこなくていいっちゅうの。そこは仏間だっちゅうの。そこの畳は高いんだって。その畳の上ででろでろの鼠の死体を弄ぶんじゃねえっちゅうの。

まだ被害が少ないであろう台所のフロアの上に移動させました。狩の獲物で遊ぶのが楽しくて楽しくてしょうがないらしいです。そうかそうか。ちょうど自分の力を試すのがうれしくてたまらんお年頃なんだな。

そりゃうれしいだろうよ。あんなすばしこい鼠を己の才覚と運動神経だけで捕まえることができるんだもんな。「俺って天才!俺ってグレイト!」うかれるのも仕方あるまいよ。

猫は1週間で千匹の鼠を獲った記録もあるらいです。一週間で千匹!!この世に猫ほど鼠退治に適したものはありますまい。 メロンがその猫族の名に恥じない能力の持ち主だったことに感謝。

ありがたいことです。

2008年9月 4日 (木)

グルーミング

Nec_0055 猫はそれはそれは熱心に毛を舐めます。猫は待ち伏せ猟をするので、毛に匂いがついているとまずいのです。

暇を見ては自分の毛を舐め、勢いあまって仲間の毛を舐め。社交的なメロン(白黒猫・半年・♂)はドリアン(アメリカンショートヘア・17歳・じじい)の毛も舐めてやるのですが、わたくしの髪の毛も舐めます。「同じ毛のうち」だと思い、心の底から好意で舐めてくれるらしいのですが、たいへん迷惑です。

居間の座椅子を枕に昼寝しているとドリアンとメロンがやってきて、二匹の猫と人間の頭が座椅子にぱんぱんに並ぶ状態になります。じゃりじゃりと音がして髪が引っ張られて昼寝から覚めると、メロンが髪を舐めています。臭い。「やめろってば」と押しのけると「なんで?親切でやってるのに。気持ちいいでしょ?」と不満そう。

いや、だから大きなお世話なんだって。

2008年8月18日 (月)

鼠獲り

Nec_0035 一説によると狩の上手なイエネコは一年に1000匹の鼠を獲るそうです。

1000匹だよ!すごいね!・・・・・・・・・ちゅうても敵は「ネズミ算」の語源たる超繁殖上手な一族、そのぐらいのペースで狩ってやっとトントンってとこかな。

うちの納屋も昔から鼠が住み着きやすいところで、油断してると「チューチュー」と我がもの顔に走り回る気配がしてろくでもない。3月に死んだヤスネコのジョーは狩名人(猫)だったし、いまやヨイヨイのジジイとなりつつあるドリアンも昔はそりゃあ賢い狩をしとったもんだが・・・・・・・寄る年波には勝てん。「このままでは、うちに鼠一族がのさばってしまう!」危機感にあおられておったですよ。

「求めよ!さらば与えられん」

良くしたもので、そういうときに知り合いからもらった若い猫、メロン。やたらめったら人懐こくて、猫懐こくて、犬にまで懐きかけてモモに怒られたりしてますが、果たして鼠獲りの腕前やいかに!?

(鼠を獲らん猫は、徹底して獲らんからな。こういうの、母猫の教育や兄弟猫とのコミュニケーションが大事らしい。「三つ子の魂百まで」)

おかげさまでどうやら獲るタイプの猫だったらしいです。

今日も今日とて、納屋から屋根続きの天井で「チューーー」とか声がしまして。「スワッ!」と耳を澄ましたらば、「トトトトトト、ドドドドド!」と鼠より重い足音が鼠を追っかけてます。「ヂュッ!!」と断末魔の声。

うしししし、よくやった。よくやった。

・・・・・・・・いやいや、コホン。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。

2008年7月11日 (金)

ようこそメロン

Nec_0027 知り合いが、まだ若いオス猫を拾ったと電話をかけてきました。

「いらない?」

「引き取りましょう」

さっそく古いキャリイを持って、お迎えに。

白黒柄の、おそらく4,5ヶ月ぐらいのオス猫です。連れて帰ってきてキャリイからだしたら、これがまたなんともいえず人懐っこい。このくそ暑いのに、とにかく人間から離れようとしません。ずーっと顔をなすりつけてきます。昼寝をすると頭の上で一緒に丸くなり、座ると膝の上に乗ってきます。はた迷惑なほどです。これほど抵抗の無い猫ははじめてだなあ!

名前はメロンにしました。

先輩猫のドリアンとも揉めず、いたずらに犬のモモに喧嘩を吹っかけたりもしない。かなり性格のいい子です。これは拾い物だったかも。

あとは鼠を捕ってくれれば完璧。

2008年6月24日 (火)

個室

Nec_0011 新しい食器乾燥機をホームセンターニシムタで買って来まして、その段ボール箱を崩すでもなくそのままおいといたんですよ。なんせグータラなわたくし。

どういうわけか、ドリアン(アメリカンショートヘアのハーフ・17歳・じじい)が、この箱をやたらめったら気に入った様子でして。

暇を見ては、ごそごそと入り込んでおります。いったい何が楽しいんだ?

確かに猫は狭くて暗いところが好きだけどさ。でも、最近年をとったせいかあまりこの手の行動をしなくなってたのに、久しぶりに見ました。

じじい、個室が欲しくなったのか?

2008年4月15日 (火)

いっときも

Nec_0002 相棒のジョーが死んでしまってから、ドリアン(アメリカンショートヘアーのハーフ・17歳・じじい)が、わたくしが家にいる限りいっときも離れようとしません。

こうやってパソコンのキーボードに触っているときも膝の上に乗っています。正直邪魔で重たいです。

まあ、子猫だった昔から人(猫)一倍寂しがりやで甘えん坊だったなあ。大阪にいた頃いっとき行方不明になったこともあって2ヶ月ぐらいポスター貼ったりタウン誌に広告出したりして必死で探しました。おかげさまでそのときは少し離れた駐車場で見つけて、連れ戻すことができ今にいたります。あのときもよく見つかったよなあ。思い返しても不思議だ。縁があるってこういうことなんだろうな。

同じ頃に飼い始めた3匹の猫のうち、一番長いこと一緒にいるわけですが、まさか一番よわよわしてるドリアンが最後に残るとは思わなかったよ。

運とか縁とかって、こういうものなのかもしれません。