椿屋敷のお客様

動物ー鶏 Feed

2010年12月 1日 (水)

大きくなってきた

Dvc00053 雌鳥の黒子ちゃんが「どうしてもあたしは卵が抱きたいのよ!!」と頑張るので、「まあ、試しにやってみれば」と抱卵させてみたら、意外や意外孵った五羽とも今のところ元気に育っています。

おお~~~!!

黒子ちゃんは片足が不自由だし、もう冬になって気温も低いしでぜんぜん期待していなかったのですが。

何かうれしいねえ。

卵を抱き始めたり雛をかばいはじめたりすると、雌鳥ごと狸に獲られたりしてたんですが。黒子ちゃんはそこんところを人間が(わたしが)常時居る居間の真下に置かれたリンゴ箱で抱卵&育雛をやってます。

すぐそばにはワンコたちも常駐。

これは、安全だわ。うちの敷地内ではどこよりも安全。

黒子ちゃんの作戦勝ちだな。

わたしも雛に目が届くんで、こまめに餌やったり、水やったり、「ピーピー」鳴いて「親にはぐれたな」とすぐ救出に行ったり、フォローができるんだよね。

結果、気温が低くても、致命的な低体温になる前にお母さんの羽の中に潜り込めると。

秋雛は今まで失敗してたんで、「どうかな?」と思ってたんだけど、黒子ちゃんのおかげでうれしい展開。

ふっふっふっふ。

2010年11月28日 (日)

曾孫をみながら

Dvc00052 もう卵を産まなくなって「上がってしまった」と思っていたゴッドマザー・アロウカナ夫人が、ケージから飛び出してそこらをうろうろするようになり、若い雄鶏と番うようになってから、またまた卵を産み始めました!!毎日のように!!!

しかも、抱卵まで始めちゃいましたよ

もう、5歳はいってるはずなのに。生命力が強いよなあ!!

彼女とって孫に当たる黒子ちゃんの隣の箱で卵の上に座って頑張ってます。その上、黒子ちゃんのこないだ孵った雛たち(アロウカナ夫人には曾孫だ)が、寒さで震えて近寄ってくるとこの子達もついでに抱いてあげるたくましさ。

すごいねえ。

2010年11月20日 (土)

育つ秋雛

Dvc00050 黒子ちゃんが孵した五羽の雛たちは、晩秋の寒さにめげず日々大きくなっております。たいしたもんだなあ黒子ちゃん。ちょっと無理かと思ってたのに。

霜注意報がでているような朝も、リンゴ箱の干草の中でしっかり雛たちを羽で抱え込み、決して凍えさせることはありません

よーし、よし。このままこのまま。大きくなって卵をじゃんじゃん産む鶏になってよ。

2010年11月15日 (月)

秋雛誕生

Dvc00049 雌鳥の黒子ちゃんが抱いていた卵から雛が孵りました。五羽ぐらいいるようです。

秋もだいぶ遅い孵化となりました。寒さにやられないように、こちらとしてもフォローしなければ。

黒子ちゃんはタヌキか何かに片足の指を食いちぎられてちょっとびっこを引いています。梅雨時に大雨の中頑張って卵を抱きすぎて、羽もだいぶ抜けています。

そんな体でも「あたしはどうしても卵を孵したいのよ!!」という意欲満々・・・・・・・・

雌としての野生がまぶしいです。なんどもなんども抱卵の最中に襲われて、そのたびに工夫して、より安全な場所を求めて移動してきた結果が居間の窓の下。

この雛たちがなんとか無事に成鳥になりますように。

2010年6月19日 (土)

ミョウガの葉陰で

Dvc00362 ガランガランの乾燥した日々が続いたかと思ったら、一転底が抜けたような大雨。昨日から絶え間なく雨が降り続いています。

こんな悪天候の中、雌鳥さんたちは抱卵を続けています。小屋の中で抱くオタフクはもとより、オタフクの娘の黒子ちゃんが初めて抱卵をはじめました。

脱走した彼女がどこへ行ったのか、心配してたんです。ヘタな場所で抱卵すると、タヌキやキツネに獲られてしまうからです。でも、彼女が選んだのは「ここしかない!」ともいうべき、ベスト・ポイントでした。

大きく葉を茂らせたミョウガの藪の下で抱卵していました。

ここは、居間から近くて光も届き、なおかつモモやアンズが番を張っている場所に近くて、侵入者が居たらまず彼女たちが見逃しません。

いい~~場所を選ぶもんだなあ。

抱卵をはじめてしまったら、もう動かせません。だから場所の選定がすべてです。ここなら大丈夫。

あと、危険なのは雛が孵った後。ちわちわと動き回る雛をかばって雌鳥ごと根こぞぎ獲られる危険性があります。たぶん7月10日前後。そこらあたりでまた対策をとらねば。

2010年6月16日 (水)

母性のスイッチ

100616 今年も雌鳥さんが卵を抱き始めました。オタフク、まだ現役です。卵たちの上でぷーーーッと膨らんで、「寄らば殺す!!」と言わんばかりの凄まじい顔をしています。実際手を出せば、突く齧る蹴飛ばすなど大変な目に会いますので触らぬ神に祟りなし、です。

雌鳥さんたちの抱卵スイッチが、いつ、なんで入るのか、不思議です。卵が巣にたくさん並んでいると入りやすいようですが、ときどき一個しかないのに入ったりします。20個近く卵が貯まっても、知らんふりしているときもあります。抱卵スイッチが入ると、人格(鳥格)が変わったように「お母さん」になってしまうのです。ほんとうに不思議だ。

今ネットで「MOTHER」を観てるんですが、松雪泰子演じる一見ドライな女教師が、虐待されてた女の子を助けていきなり母性スイッチが入ってました。人間もやっぱりそうなんだよな。

理屈や理念や倫理じゃない。運命のように、なるべくして、なる。そうなんだよな。

2009年7月 2日 (木)

安全地帯

Dvc00145 茶子ちゃんは独り身の時代、夜は必ず木の上で過ごしていました。それも高さ2m以上の人間にも届かないような場所がお好みです。

雛が孵ると、雛が木に登れないためどうしても地面で夜を過ごすことになります。これがとても危険。「若い雌鳥と雛」という格別柔らかくてジューシーなご馳走を、捕食動物が見逃すはずがありません。何度も何度も襲われます。

茶子ちゃん2回目の雛が孵って3週間あまり、やっと雛が木に登れるようになったようです

今夜から樹上で夜を過ごす算段の茶子ちゃん。懐ではぴいぴいと雛の声がしています。

これで一安心。一番危険な時期は過ぎました。

2009年6月14日 (日)

進化する茶子ちゃん

Dvc00106 うちの半野生の雌鳥たちの抱卵、育雛を観察していて得た結論。

「子供がいる時期が一番危ない」。

ひょっとして子育てをする雌の動物に、すべて共通する危険じゃなかろうか。

雌鳥たちの場合、抱卵のときはまだ大丈夫。息を殺して人間にも動物にもわからない場所を巧妙に選んで辛抱しているから。危ないのは雛が孵ってから。ちわいちわいぴよぴよと好き勝手に走り回る雛たちを、カラス、猫、犬、狸、イタチとにかくそこらじゅうの肉食動物が狙っています。

結果、自分だけだったら余裕で逃げ切れる雌鳥が、雛をかばってやられてしまうのです

前の子育てのときに何とか生き延びた茶子ちゃんでしたが、雛をほとんどやられて一羽だけが巣立ちました。その轍を踏んで今度の雛たちは徹底してヤギ小屋周辺でだけで育てる気らしいです。

夜は乱暴ものの雄ヤギくんに守ってもらい、昼は即屋根の下に逃げ込んでカラスから逃げる作戦かと。

学習したのね。

2009年6月 8日 (月)

しぶとい茶子ちゃん

Dvc00101_2 雌鳥の茶子ちゃんが突然姿を消して3週間。

「どうしたのかなあ?また狸に獲られたのかなあ?」と心配しておったのですよ。今年も2羽雌鳥が獲られておりますし。

びっくりしたね。

朝、モモとアンズの散歩から帰ってきたら、玄関のまん前で羽を極限までふくらかした茶子ちゃんがカッカカッカとはらけて(怒って)おります。もちろん羽の中から「ピヨピヨ、ピヨピヨ」と複数の声が。

3週間ぶりに姿を見たと思ったら子連れかい~~!!!どこでどうやって抱卵しとったんじゃい?!良くぞ無事で。茶子ちゃんの羽が保護色で目立たないのもいいのかもしれん。

2009年4月 4日 (土)

ひよこたち

Dvc00098 ひよこたちがお母さんについていくさまは、保育園児が列を作って保母さんのあとをついていくのとそっくりなんであります

「ぴよぴよ」「ぴいぴい」「ちいちい」

思い思いに声を立てながら必死にお母さん鶏についていきます。でもそわそわちわちわしてて、てんでんばらばら遅れたり行き過ぎたり。

いつまでも見ていて厭きません。