椿屋敷のお客様

動物ー鶏 Feed

2009年3月31日 (火)

白ママ抱卵開始

Dvc00094 というわけで「青子一家全滅」でしょげ返っていたわけですが、なんとはっと気がつけば、ベテランの白ママが切り落とされたヒトツバ(犬ツゲ)の枝の影でハラケて(怒って)いるではありませんか。抱卵をはじめたのです。

たくましいのーーーう!!

そう、死すべきものは死すけれども、生きるべきものは生き、さらなる生を営々と営むわけであります。それが自然の掟。

なーーーんてカッコつけてる場合かっちゅうの。雌鳥さんたちの自己責任(要するに野放しね)で危険だったり雨ざらしだったりする場所を得営巣に選ばせないで、早く雌鳥さんたちに安全で快適な巣箱団地を作っちゃれっちゅーの。

いや、一応簡単な設計図はできてるんすよ。んでもって木工教室の先生のOKももらってるんすよ。とりあえず四月の工作テーマは「巣箱団地」。

2009年3月30日 (月)

茶子と青子の天国と地獄

Dvc00093 青子の一家が全滅してしまいました。14羽の雛も残らずです。狸かアライグマだと思うのですが現場を見てません。夜の二時位にモモがワンワン吼えて教えてくれたのに、くたびれ果てていたので寝続けたのです。断腸の思いです。「動物を飼うなら自分自身が万全でないとダメだ!」自分のメンテナンスを決意したしだいです

それにしても青子の姉妹の茶子はヤギ小屋で無事に雛を孵して、今のところ無事に9羽を育てています。正直茶子がヤギ小屋に卵を産み始めたとき「無謀なことをするもんだ」と思ってました。「踏み潰されるぞ」と。

実際、2羽雛が踏み潰されて死んでます。でもこうなってみると茶子の戦略は正しかったのかもしれません。ヤギ小屋にまず、狸もアライグマもイタチも近づけないでしょう。「草食系男子」などという言葉がはやる昨今ですが、実際の草食動物のオスはそらあ~もう。猛獣です。(あの言葉の仕掛け人は動物のことを知らん。)

青子一家は残念だったけれど、悲しんでばかりもおれません。茶子一家が育つだろうし、ベテランの白ママが鶏ランドの木の陰で抱卵をはじめました。

ちゃんとした巣箱を作らないとな。

2009年3月25日 (水)

ヤギ小屋で孵った雛

Dvc00087 ヤギ小屋の隅で卵を抱いていた茶子ちゃんは、無事9羽の雛を孵しました。

たいしたもんだ。

見ていると乱暴ものの雄ヤギに対してもすごい形相で威嚇してます。たぶん何百倍も体重の重い相手なのに。

いやあ、たいしたもんだ。

2009年3月10日 (火)

第四世代のひよこちゃん

Dvc00072_3  ついに第四世代が産まれましたよ、ひよこちゃん。感慨深いものがあります。

だいたいさあ、お母さんの青子ちゃん(グレイの羽色なんだけど光線の加減で青く見えるので命名。姉妹にヤギ小屋で抱卵中の茶子ちゃんがいる。あいかわらず我ながらひどいネーミングセンスである)なんか去年の夏にはオタフク母さんの羽の下でピーピーピーピー鳴いてたのにさ。今では立派な母となり。

オタフク母さんの血筋を引いて気の強いの何の。そのオタフク母さんは一昨々年、アロウカナ・ビッグマザーの羽の下でピーピー鳴いてた一羽だったのに。こうやって命は受け継がれていくのね。

うちの鶏たちが雛を孵す確率が高くなってきたので、本格的に巣箱団地を作って卵を確実に回収し、かつ確実に抱卵させうるシステムを作ろうかと。

そのための木工教室通いなのです。ビシッとしたのを作りたいな。

2009年3月 4日 (水)

ハラける雌鳥

Dvc00060 「くけええええッーーーーーーーー!!」

奇怪な大声を上げて雌鳥が威嚇してきます。まったくもう、卵を抱き始めた雌鳥って、どうしてこう人(鶏)が変わったように気が強くなるんでしょうか?目をらんらんと光らせ、頭と首周りの毛を逆立て、ほほを膨らませ。尾羽を打ちたて扇子のように広げてます。ハラけて(怒っている)と一目でわかります。

鹿児島では抱卵することを「ハラける」といいます。言いえて妙なり。まさしくハラケておる。

彼女はうちの第三世代で、ヤギ小屋の片隅に居候して卵を産んだ子ですが・・・・・・・・・そうですか。やっぱり抱き続けますか。あの乱暴な雄ヤギくんの部屋なのに・・・・・・・・この調子だとまったく負けてないんだろうな。天晴れなり。

後はとにかく21日間辛抱して、第4世代の誕生を待つばかり。そのときひよこ達は、このヤギ小屋でどうするんだろ?

とにかくそれが楽しみなのであります。

2009年2月28日 (土)

ヤギ小屋に間借りして

Dvc00055 ヤギ小屋の片隅にじゃんじゃん卵を産み溜めていた第3世代の雌鳥さん、とうとう抱卵を始めましたよ。なんてこったい。

暴れん坊の若い雄ヤギぼんぼんJrの部屋なのですが。彼ですら手が出せない迫力が彼女にあるらしい。ホント抱卵中の雌鳥はおっかないもんなァ。生意気なぼんぼんが彼女に突かれてたじろぐさまが目に浮かび、なんとなく愉快であるよ。

ヤギたちと夜を過ごしたほうが安全と判断したんじゃろかい?このまま21日抱き続けて、見事雛が孵化の暁にはどうなるんじゃろ?興味津々。無事に抱き通すことを切に祈るのみであります。

おかげさまで雌鳥が増えて17羽になりました。それで、それぞれ専用の巣箱を作ってあげようと思い立ちました。でも、箱作るのって一番大変なんだよね。それで、近くの木工教室に行くことにしました。そこで大工の基礎を一からプロに習おうかと。鶏の巣箱、ヤギ小屋のすのこ、えさ箱、・・・・・・・その気になったら作るべきものは山ほどあります。

2009年2月18日 (水)

ヤギ小屋の卵

Dvc00046 「さてヤギ小屋でも掃除すっか~~」と入ってみたら、なんとそこの隅っこには青い卵が産み付けられておりました!!

オタフクの娘、第3世代の雌鳥の一羽がどうやらここを巣籠もり場所に選んだようです。大胆不敵なやつ~~!雄ヤギが暴れたりしたらどうする気なんだろ?でも抱卵中の雌鳥はむちゃくちゃ強気だから、ひょとしたら気の荒い雄ヤギにも勝ってしまうかもしれない。見たい!すごく見たいぞそんなシーン!!

というわけで興味本位と好奇心命の飼い主は、そのままヤギ小屋に産ませ続けておるわけです。今のところ踏み潰されもせず毎日一個づつ数を増やしております。

どうなるのかなあ~~?楽しみだなあ~~~。

2009年2月17日 (火)

第3世代の抱卵

Dvc00047 アロウカナ×烏骨鶏夫人から始まって次にオタフク、そして第3世代がついに抱卵をはじめました。

すごいなあ。「祖母から母へ、母から娘へ」自分の生んだ卵を抱いて雛を孵すという命のなりわいをきっちりと伝えているわけです。

「卵のときに孵卵器で機械的に孵った雌鳥は卵を抱かないが、母さん鶏に抱いてもらった鶏は自分も抱く。」

なんてシンプルで力強い真理。

彼女が抱いて孵した雌鳥たちも、また卵を抱くことをするのでしょう。

2009年2月 1日 (日)

仲良きことは美しきかな

Dvc00032 雄鶏という生き物は同類ととても仲が悪い。冗談じゃなく殺し合いに発展するぐらい激しく争います。「もっと平和に生きろや!」と思いますが、どうも雄ってのはそうはいかないらしいです。どんな動物も雄はたいへんだァ。

雌15羽ぐらいに雄1羽のハーレムでも十分雌たちを満足させてやれるらしいので、実はたいへんな精力家なわけです。そのぐらいの比率のほうが群れの平和は保たれるのですが・・・・・・・・・。だからどんどん雄鶏は潰して食べちゃったほうがいいのですが・・・・・・・。なかなか間にあってません。

それでも夜になると、昼間はあれだけ仲の悪かった雄鶏連中が綺麗に一列に並んで身をくっつけあってます。争いごとを夜までは持ち込まないわけです。ばらばらに過ごすと獣にやられる確率が高くなるしなァ。背に腹は変えられないと。

でも暗闇に一列に並んでいる(一見)仲のいい雄鶏たちというのは、それはそれで美しいです。ああ、でもやっぱりもう何羽か潰さないとなァ。

2008年12月13日 (土)

隔世遺伝(母系)

Nec_0039 うちの鶏たちの大元は「アロウカナ」という青い卵を産む雌鳥なんであります。

彼女の娘達の中で二羽青い卵を産む雌鳥がおりました。ところがたいへんに口惜しいことに去年立て続けに二羽ともタヌキかイタチにやられてしまったのです!!ああ、今思い出しても腹立たしい!

そのほかは、皆茶色い卵を産む娘ばかりで「ありがたいけどちょっと残念」と思うちょったとです。

ところがアロウカナから3代目の孫鶏たちが、この間から卵を産み始めたんです。そしたらば、なんと!その中に青い卵があるじゃありませんか!!おおおおお。

その母鶏は間違いなく茶色の卵しか産まず、彼女も茶色い殻の卵から孵ったのに・・・・・・隔世遺伝ってやつですね。孫の代になってでてきました。

ちょっと「血統と殻の色の関係」ってのを長期観察したくなってきました。