椿屋敷のお客様

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2006年3月 2日 (木)

連翹の花

Nec_0023_5 だい好きな連翹(れんぎょう)の花が咲きました。

この新芽の萌黄色と花の黄色のバランスがいいのです。いかにも早春の色ではありませんか?

満開になると枝一面がまっ黄色になり、その間からちょぼちょぼと萌黄色の新芽がのぞき、なんともいえず「豊かな春」そのままな色になります。いいよなあ・・・・・。

植木屋35年の父から「連翹は油断すると藪になって庭を荒らすっで用心をするように」と注意されました。はい。気をつけます。実際ものすごく強い潅木で、挿し木をすると簡単につくし、根があっという間に張ってそこらじゅうが連翹だらけになってしまいます。春の花の時期はきれいだけれど、夏は藪以外の何ものでもないし・・・。コントロールが難しい。

何でもそうなのかな?

ここ何年か冬眠してるみたいな生活をしていたんですが、去年ぐらいから「え?え?え?・・・・・・?」という間に色んなことが始まってしまい、今まさしくそれらの基礎固めで目が廻りそうです。始めるのは簡単ですがそれを維持しつづけることは難しい。藪になって手におえなくなってしまうと「ちょっしめじゃった(しまった)。」ことになるし。

春の花の時期に浮かれていないで、夏を秋を来年の春のことを考えてコントロールしていかねばなりません。毎日のことを必死でやっていくしかないなあ。でも、食べることと寝ることは人一倍しっかりやってるんですけどね。おかげさまで健康でやっていられるのはありがたいことです。

連翹は実が漢方薬になります。利尿・消炎・解毒などに用いられると。今のこの忙しさが豊かなる実となりますように。

2006年2月26日 (日)

ソラマメの花

Nec_0016_6 ソラマメの花が咲いていました。

今年は春が早いせいか、色んな花が咲くのが早いです。白木蓮の蕾も連翹の蕾も、2月なのにふくらんでいます。ソラマメも早いなあ・・・。

豆類は大好きなので、エンドウ、ソラマメは植えずにはおれません。今年は早く実が成るのかな。楽しみだなあ。

今から「カズラで籠を編む」講習会に行ってきます。これだけ畑にカズラがあるのだから、利用しない手はないですもん。「籠編み」は本格的にマスターしたい技能の一つです。では行ってきます。

2006年2月23日 (木)

雪柳の花

Nec_0009_9 ついに雪柳の花が咲きました。

沈丁花と連翹と雪柳は、本当にだい好きです。写真はまだ咲きはじめなので、ちょぼちょぼと白い花が見えるだけですが、満開になると本当に惜しみなくこぼれるように白い花がつきます。雪柳とはよくつけたものです。

雪柳は丈夫で挿し木で簡単に増え、花がきれいな上に管理が易しいので、80年代から90年代の公共工事に山茶花の立寒、サツキ、クチナシなど共に大量に使われました。そのこと自体は別に目くじらたてることではありません。実際雪柳きれいだし。

どうかと思うのは、そういう植え込みが2,3年たって木がある程度大きくなり落ち着いてきたときに、全部ユンボで引き抜いて新しい木に植え替える、それを全国規模でやってたってこと。

ほんとどうかと思うよ。

植え込みの潅木だけじゃない、高さ4、5mはあるクスとかケヤキとか立派な街路樹なんかもそれやってたんです。葉が茂ってきて「おお、いい感じになってきたな」というところで引っこ抜いて植えかえる。

つまりd☆comoの携帯が「消費者の短サイクルの消費を促すためにもともと1年しかもたないように作られている」のと一緒。生きている植物ですら公共工事にとって「消費」の対象で、「予算を消化する」ために何の罪も無い(どころかこれからが見頃なはずの)雪柳やツツジやクチナシやクスやケヤキなんかが引っこ抜かれてうち捨てられていったのです。死屍累々。

日本国が借金まみれになるはずだわ。

2006年2月22日 (水)

スミレの花

Nec_0002_10 スミレの花でございます。

「スミレのは~な~咲くころ~♪」は、まさしく今なわけですね。

実は「タカラヅカ」というものを今まで一度も観たことがなく、関西にいるうちに一度は観たかったなあ・・・と思っています。

「ヅカファン」というのは凄いですよね。ざっと数えるだけで友人知人の中にへヴィーな「ヅカファン」は片手に余ります。

そのへヴィーなヅカファンの姉妹が、鹿児島でもう十年もミュージカルの公演を続けています。「エルフシアター」という劇団です。市民文化ホールとかで公演しているので、ご存知の方もいらっしゃるのでは?

今度の4月1日(土)の19:00から「The wolf」というタイトルで公演します。みなさまおいでくださいませ。

Nec_0008_13 日時:平成18年4月1日(土)

18:30開場 19:00開演

場所:サンエール鹿児島

入場料:高校生以上1,000円

問い合わせ:エルフシアター

099-244-1044(隈元)

形見のカラー

Nec_0007_8 去年の秋、たいへん尊敬するご婦人が亡くなりました。

御年90を過ぎてらっしゃったので大往生には間違いないのですが、やはり残念でした。「耕せる土地があるのなら、耕しなさい。作れるものを作って世の中に出しなさい。それが持てる者の勤めです。恨むヒマも嘆いているヒマも人生にはありませんよ。」

スケールの大きい方でした。でもやることは細密。150坪ほどのお庭に、季節の花々と野菜を作ってらして、おのれの足の立つ限りおのれの手で草取りをされ、剪定をされました。そしてその花や野菜を知る限りの人々に配っておられました。

「これか!!」

揺すぶられましたね。根底から。

その方が亡くなる前に、カラーを株分けしていただきました。カラーもだい好きな花なので大喜びでいただいて、外の流しの傍に植えていたのですが・・・・・

モモ(紀州犬雑種・5歳・女の子)の引き綱がひっかっかってしまい、地上部の葉が吹っ飛んでしまいました。

ああ・・・・・っ!どうしよう!!

・・・・・・良かった・・・・・。春になってまた新しい芽が出てきました。ホッ。5cm直径の竹を何本も廻りに厳重に打ち込んで、保護しました。これで安心。

「まったく、ちゃんと先を読んで行動しなさい!詰めが甘い!」

あの方の声が聞こえるようです。

2006年2月19日 (日)

馬酔木の花

Nec_0036_8 庭と畑を巡っていたら、西南の隅に馬酔木(アシビまたはアセビ)が咲いておりましたよ。

こ、こんなところに馬酔木の木があったなんて、今の今まで知らなかったよ!しかも結構でかい木なんである。ぐわあああ~ん。

改めて自分の観察力がザルであることにショックを受けたのでありました。そして、それほどだだっ広いわけでもない庭とか畑とかが、わたくしなんぞの感知しきれない、数え切れぬほどの生物達の営みによって成り立っているのであるなあ・・・と、さらに思い知らされましたですよ。「自宅半径100m圏内」のことしか書かない(書けない)この「椿屋敷農園」ですが、その「半径100m圏内」のことも、まだまだほとんど把握しきれてないんだなあ。世界って見ようによっては、とんでもなく奥が深く広いんだなあ、となんだか嬉しくなってきたのでした。

というところで馬酔木なのですが、この木はすでに「万葉集」にもバンバン出てくる、日本に古くからある木なのです。かわいい釣鐘型の白い花がたわわに垂れる、ぱっと見品のいい木なんですがね。

毒があるんですよ。アセボチンという。

馬酔木の名前の由来は、これの葉っぱを食べた馬が、酔っ払ったみたいに立てなくなってしまうところから来たんですわ。だから絶対口に入れちゃダメですよ。なんせ葉は殺虫剤に使うというぐらいのしろものですからね。

毒物ってのは案外身近に多いものです。庭や畑や山には、「これちょっとやばいんだよね~」(もちろん法に触れとるわけじゃありやせんぜ)というものが生えているものなのです。身を守るためにも知識は必要なのです。

2006年2月11日 (土)

ハルノノゲシの花

Nec_0021_11 ハルノノゲシの花が咲きました。

子供の頃持っていた植物図鑑の一番最初に載っていた草です。

その図鑑は「早春」「春」「初夏」「夏」・・・と季節ごとにページが分けられフルカラーの図版がついていました。薬効があるものは緑十字のマークがつき、簡単な利用法も載っていました。

田舎のこと、そこらに生えている草木を図鑑で確認し、それを採集したり、干したり、すり潰したり、水に溶かしたりすることがままごとでした。なんであんなに夢中になったのでしょうか?

図鑑は3年ほどで表装がばらけて無くなってしまいましたが、いまだに同じようなことをやっています。

ちなみにハルノノゲシにこれといった薬効はなかったんじゃないかな。折り取るとたんぽぽみたいな白い乳液がでます。

2006年2月 9日 (木)

チューリップの芽

Nec_0016_5 去年咲いたチューリップの球根を、落ち葉溜りに固めておいたら、芽がでていました。たくましいです。

チューリップの芽には救われました。

どん底まで落ち込んで「・・・・・あたしなんか、ホント生きてる意味がない・・・何もできない・・・何も持ってない・・・世の中の役にたたないのに、息して無駄飯食って、ウンコしてるだけ・・・」

と、今思えばどうしてそこまで落ち込んだかわからん引きこもり状態になってしまったときに、ふと思いついて「チューリップが好きだからチューリップを植えよう」と思ったのです。おりしも球根がバーゲンの時期で手に入れやすかったこともありました。うちにあった鍬を持ち出して畝を立ててとりあえず植えてみました。

1週間もたったでしょうか、ふと見てみると緑の芽がでていました!

うれしかったなあ。

「なんだ、植えてみれば芽がでるんだ!じゃあ、待ってりゃ花も咲くな。」

そこでいきなり「気を長くもって未来を待つ」という気分になりました。

「椿屋敷農園」を始めたのはそのチューリップの芽からでした。

2006年2月 7日 (火)

梅の花

Nec_0013_8 梅の花が咲きました。

これが咲くとまことに春が近いです。んで、太陰暦礼賛派としては「やっぱ立春のほうが本来の正月だよな。『新春』というやつよ。梅の花は咲くし、七草は揃うし。」とか思います。明治以降150年以上太陽暦でやっとるわけですが、ほんと日本の気候におうとらんよ。

「気候なんか都市生活に関係ないじゃん。それよっかクリスマスやバレンタインデーのほうが大事じゃん。」まあ、そうでしょうな。「クリスマスのケーキ」や「バレンタインのチョコレート」は大事ですわ。でもなあ、気になるのはあの、年末の慌しさ。24、25日にクリスマスやって、それまでに年賀状書いて出して、28日に餅つきして、大掃除して門松立てて、31日には年越し蕎麦ですぞ!もう、バー―ッタバタですわ!なんとかならんのか?

太陰暦にして旧正月にすれば、正月が1ヶ月以上遅れるので少しは余裕ができないですかな?中華系の爆竹バンバン鳴らして、龍が踊り狂う旧正月を、つねづねうらやましく思うております。

2006年2月 5日 (日)

沈丁花の花

Nec_0006_7 沈丁花の花が咲きました。

門の横に植えたので、通るたびほのかに香ります。

「この冬一番の寒気」

ンも――今年の冬はこのフレーズを何度聞いたことでしょうか。寒さに弱いので天気予報でこのフレーズを聞くたびに芯から震え上がりました。まだあと1,2回はあるのでしょう。

でも、春の花はあちらこちらでひっそりと花を咲かせる準備をしています。クロッカスも沈丁花も咲きました。梅の花も蕾がかなり大きくなっています。あと1週間以内にほころびることでしょう。

今朝は寒かったけれどお天気は上々。今日のうちに片付けたい作業は山積みです。