椿屋敷のお客様

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2005年6月

2005年6月29日 (水)

地鶏くんトキを告げる(2)

Nec_0073地鶏くん、ついに「ゴゲゴッゴ-!!」と鳴きよりました。成長早いです。雄鶏はおフランスのシンボル動物だそうで・・・。イギリスが一角獣とライオン、ドイツが黒鷲と、もっとなんかこう、マシなのはなかったんかいおフランス、とも思いますが。しかし仏文学者鹿島茂氏によると、雄鶏の縄張り意識の強さと、なによりすけべえさが、おフランスじんの好みとエスプリにおうとるのだそうな。うむ、確かに縄張り意識強し。すけべえかどうかは、四羽の妻がもう少し成長しないと確認が取れないところではありますが、まだトサカが2mmしかないころから、「こいつらは俺のおなごどもじゃ」光線をヤクザな目つきから発しておりました。

紫蘇のにおいプンプン

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Nec_0068梅干漬けました。clusterさんとこも漬けてるみたいで、「今紫蘇もみちゅうです」という働き者なメールがきてました。家中紫蘇のにおいが充満しています。6月とは思えないナマぬくい日々ですが、このにおいをかぐと少しすっきりします。

2005年6月27日 (月)

原油価格1バレル60ドル

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原油価格は上がる一方である。もう下がらないであろう。上がる要因はあっても下がる要因はない。(石油資源そのものの枯渇、中国・インドなど、20億以上の消費人口の増加、等々・・・)ブッシュはテキサス油田の枯渇におびえて、イラク戦争に踏み切った。で、案の定泥沼。まあ破産は近いでしょう。アメリカみたいなヤクザな国がどうなろうと知ったことじゃないが、アメリカ型のモータリゼーション文明に終焉がくることに頬かむりは無理ですな。地球上にいる限り。ガソリンが1リッター200円を超えたら、今までみたいに気安く車に乗りますか?原油価格上昇は、京都議定書なんかよりよっぽど身にしみて環境にいいでしょう。エコロジーというのは、愛とか信念とかのイデオロギーではなく、もっと経済的で生存競争のかかった熾烈な戦いであります。安価な化石燃料の供給が大前提の物流システムはあっという間に大崩壊。ここで浮上してくるのが今の物流システムが保証していた食料の問題です。この国の食料自給率は、40%を切っておるのですぞ。単純に考えて食料輸入が止まれば10人に6人は飢えます。おそろしい!私は高度成長期以降の子なので、まったく飢えたことがありません。終戦を体験した方たちのお話、「食べるものが本当になくて・・・道の脇も耕して、カボチャやカライモの蔓まで食べて・・・それでも足りなくておなかが空いて、栄養失調で死んで・・・」身の毛がよだちます。「一刻も早く農園をはじめよう」決心したのは、ストレートにどんな事態になっても飢えるのがいやだったからです。人生のいかなる場面でも、フスマとか糠を主食にするような状況に追い込まれたくはありません。「おおげさだなあ」と思っているあなた、賭けてもいいです。そう遠い将来じゃないです。

2005年6月23日 (木)

地鶏くんトキを告げる

Nec_0070この間まで「ぴよぴよ」いっていた地鶏くん(四羽の妻“予定”あり)が、急に「びよごびよご」と変な声で鳴きだしたと思ったら、最近生意気にも朝日を浴びて「ゴゲッッゴー!ゴゲッッゴー!」とかいいだしよります。顔ももはや凶暴な雄鳥の顔ですわ。

2005年6月19日 (日)

夏野菜特集・夏ダイコンとニンジン

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関係者各位の努力ってのは、どんな世界でもものすごいもんで、ダイコンとかキャベツとかニンジンとか通常なら冬とか春じゃないとできない野菜が、品種によっては夏でも普通の露地上でできるようになってます。この夏ダイコンも、辛いとかすがはいってるとか全然なくて、みずみずしくうまいです。生涯かけて、野菜の品種改良をしてる人々がいるんだよなあ。すごいよなあ。

夏野菜特集・とうもろこし

Nec_0042夏野菜三種の神器、とうもろこしでございます。おいしいですよねえ。ご老人のいうことにゃ、「むかしのとうもろこしゃ、かとしてかとして歯がたたんじ、うもなかった。」とのことですが、それから幾星霜、関係者各位の努力の成果で、スイートコーンはほんとにスイートですねえ。ものすごく肥料をくいます。堆肥をふくろごといれました

夏野菜特集・ひょうたんとヘチマ

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Nec_0043毎年ヘチマ水を作ります。ヘチマの茎をぶったぎってその先を一升瓶につっこんで一晩置くと、あら不思議、ヤマトナデシコのお肌をすべすべにする、竹久夢二のヘチマ水が採れるのであります。さらに不思議なことにこのヘチマ水、満月の夜でないと採れない。ヘチマが水をあげないのである。宇宙の法則潮汐の影響が、こんなヘチマにまで影響しておる。すごいなあ。地球上の生物は、月の影響をまぬがれえないのであるなあ。不思議と言えばひょうたんも不思議な作物でありますな。友人のルルのママさんてかたがひょうたん好きでリクエストに応えて千成りびょうたんを植えました。山ほど小さいひょうたんが成る種ですが、その一個一個が水分を溜める容器にできる。昔の人の知恵はすごいですねえ。

夏野菜特集・セージ

Nec_0045サイモンアンドガーファンクルの曲「スカボローフェアー」で「パーセリ・セージ・ローズマリー・タイム」というさびがあり、その四種類のハーブは、揃えたいものよ。と思っておりました。揃えました。ハーブを揃えると魔法使いみたいな気分になるですよ。錬金術師とか魔法使いってのは大好きですが、結局古来からの知恵とか、経験とか法則とか、そういうものの活かし方を知ってて、通常は見過ごしてしまう資源を使って、まるで、空中から取り出したかのごとく加工する技術を持つ人のことかと思います。そうありたいものです。

2005年6月14日 (火)

夏野菜特集・ローズマリー

Nec_0046これがまた、ほんとうにいい匂いなんだわ。こう、全てのストレスをふわーっと忘れる香りと言いましょうか。ものの本にも「永遠の若さを保証する香り」とか「女性特有のストレスを緩和する香り」とかすごいことが書いてある。オリーブオイルにつけ込んで料理に使うとくらくらする程いい匂いが当たりに立ちこめる。特に豚やマトンにあう。オリーブオイル石鹸の香り付けに使ったりしてます。

夏野菜特集カモミールとラベンダー

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Nec_0048どちらも有名なハーブ。カモミールはほんとに青リンゴの匂いがする。二株だけ植えてある。今年の夏はこれから種を採って、秋に植える予定だ。「かなり細かい種なのではがきなどに乗せてばらまきましょう」とハーブ本には書いてある。来年はカモミールティーである。ラベンダーはローズマリーと少しだけ石鹸の香料に使ったりしてる。