小柄な烏骨鶏(雑種)夫人は、実はたいへんな子育て上手でした。人(鶏)は見かけによらぬものです。
どうもヒヨコちゃん、12~13羽孵っています。たいへんな数です。ちわいちわい(ちょろちょろ)してどれがどれだかわからなくなるほどです。
あんなに臆病だった彼女はすっかり肝っ玉かあさんで、ケージに手を入れるとたいへんな勢いで攻撃してきます。雛たちをお腹の下に抱え込んで「くるるるるる・・・・・・」と優しく鶏的子守唄を歌っています。人間も犬も猫もヤギもみんなお母さんになると「ああ、子守唄なんだな」とすぐわかる優しい音をだします。
おかげさまで、今日妹は無事二番目の子を出産しました。男の子です。母子ともに健康そのもの。
ドリアン(アメリカンショートヘアーのハーフ・12歳・ジジイ)が疲労困憊して死んだように眠っています。
彼はオシッコとウンコ以外はほとんど家から出ない猫なので、甥っ子の格好のおもちゃです。ひところに比べると追っかけられることは少なくなりましたが、油断していると足やしっぽを捕まえられて往生しています。
それでも、さすがジジイ猫、引っかいたり噛んだりするようなことがなく、ありがたいことです。もともとドリアンは坊ちゃん育ちのヘタレで、性格は穏やか。辛抱強く甥っ子の乱暴狼藉に耐えています。
甥っ子のほうも、まだ言葉をしゃべれないのに、猫の鳴きまねはうまくなりました。しかもドリアンの真似だとわかるほど。なかなかうまい。
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