椿屋敷のお客様

« 2006年6月 | メイン | 2006年8月 »

2006年7月

2006年7月21日 (金)

真桑瓜の花

Nec_0002_20 真桑瓜の花が咲いています。

今年はいろんな種や苗の植付けが遅れてしまい、「夏の実りは大丈夫じゃろかい?」と心配しています。お盆のお供えに間に合えば「終わりよければすべて良し」なのですが。

10日大雨が降ったら10日日照りで、また大雨。ここ数年の気候は極端すぎ。長野や福井の被災者の方々、一刻も早い救出と、日常が戻ることをお祈りいたします。

・・・・・と、今週末は鹿児島も大雨らしいです。200mは降るらしい。たまらん。せめて畑のものがこの大雨で急成長してくれますように。

2006年7月20日 (木)

蚊取り線香

Nec_0001_21 夏場は蚊取り線香が欠かせません。

電気でボトルの薬品を焚くタイプ(30日とか60日とか120日とか)も使ってみたのですが、どうも落ち着きません。煙が見えないので「ほんとに蚊を追い払っているのかよ?」とついつい疑ってしまうのです。業の深いことです。

蚊取り線香から、細く立ち上る煙と、いかにもの香りを嗅ぐと安心します。「これで蚊は近寄らん」。

ほんとは蚊遣りブタが欲しいんですけどね。あの瀬戸物でできた口と尻がぱっくり開いたキュートなブタの蚊取り線香置き。欲しいよう。

でも、「金鳥蚊取り」や「アース渦巻き香」が買い切れなくて「金”菊”蚊取り線香」という安いやつを使っているぐらいなので、なかなかブタさんに手が出ないところなのです。

市立図書館伊敷分館

Nec_0035_14 活字中毒気味なので、図書館は娯楽の殿堂です。特に鹿児島市立図書館にはたいへんお世話になっております。(まあ、税金払ってるんだから)。

今までずっと鴨池の本館に行ってました。しかし最近たいへん忙しくなり、しかもガソリンの価格が上がってきたので、この鹿児島市のチベットからわざわざ鴨池まで降りるのが億劫になってきて、不義理なことに何度か延滞してしまいました。税金払っているとはいえ(しつこい)、延滞はいけません。

今度も貸し出し期限が過ぎそうだったので「これはいかん」と、最寄の伊敷分館に返しに行きました。

びっくりしたなあ!

伊敷の公民館にくっついていて、部屋はもちろん小さいんだけど、すごく本の内容が充実してました!!

柴田よしき、京極夏彦、恩田陸、森博司、石田衣良、岩井志麻子・・・・・今ごひいきの作家さんたちのラインナップが、本館に劣らない揃えになってます。こりゃあいいや!

市立図書館では本のデータベース化が進んでいるので、パソコンで予約してここを受け取り場所に指定するのも可能。駐車場のめんどくさい手続きも要らないし、なにより近い!!

おみそれいたしました。市立図書館伊敷分館。

2006年7月19日 (水)

蕎麦の実

Nec_0034_14 蕎麦の実が熟しつつあります。

さすが蕎麦。「3ヶ月で実になる」というのは本当でした。4月の中旬に植えたので、きっちり3ヵ月目。「飢饉に強い作物」のはずです。土が痩せていても大丈夫らしいし。この蕎麦は鶏糞をごっとり元肥に入れたのでたいへん成育がよろしかったです。

日置の実家にある石臼を持ってきて修理しなくちゃ、です。

夢の「石臼挽きの蕎麦」じゃあああ。

ニガゴイ成長す

Nec_0032_14 ニガゴイ(ニガウリ)が畑のあちこちから勝手に芽を出して大きくなってきています。

去年作ったニガウリの、収穫しきれず赤くなって地面に落ちた実の種が、一年経って、発芽適温の25℃以上になったのでぞろぞろ芽を出してきたというわけです。

そうそう、この梅雨の終わりぐらいから、爆発的に成長するんだよなあ。

うちの畑には伝統的な鹿児島のニガゴイ(細長くて苦味が強い)と、はやりの沖縄のゴーヤ(太めで苦味がマイルド)と、双方の種が入っているはずですが、どうでしょう。とにかくあちこちからでてくるので、どっちの種類だかまだ判断つきかねております。

2006年7月18日 (火)

三つ手塵取り

Nec_0033_11 「ローテク万歳グッズ・その21」三つ手塵取りです。

うちではこの塵取りはたいへん重要です。ヤギや鶏のウンコを掃除するのにこれほど便利なものはありません。堆肥用の落ち葉を集めるのにも良し。普通の塵取りのように腰を曲げなくてもいいのでたいへん楽です。

その上、奮発してブリキ製のいいやつを買いましたので、プラスチック製より重量があり持ちがいい。三つ手なのもバランスがよく、手で支えてなくてもがっしりとゴミを受け止めてくれます。便利~。誰が発明したのかなあ?すごい発想だと思うけれど。

アリマキ

Nec_0031_17 オーマイガッ!!

ピーマンにぞぞぞぞとアリマキの大群が!許せん!

その場で即座に手で潰し、払い落として足で踏み潰しました。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・・・

かわいそうにピーマンはちょっとしおれています。回復してくれよ~~。

アリマキには牛乳を噴霧器で撒くといい(窒息して落ちる)そうですがが、めんどくさかったのでその場で潰しました。もう少し数が増えたら考えなければなりません。

ピーマン専門の農家さんが、農薬撒きたくなる気持ちもわかります。

うちみたいに手でアリマキがとれる本数だったらいいけど・・・・・

2006年7月17日 (月)

イカの甲

Nec_0029_16 さて、鶏の卵は「完全食品」と呼ばれ、いろんな栄養素がバランスよく入っているわけです。雌鳥さんたちはこの「完全食品」を自分の体の中で作り出して、毎日1個づつ産んでくれております。

ワンダホ――!!

あんなちっこい体から、よく毎日毎日こんな栄養満点なものを出してくるよなあ。卵の中身も凄いが、不思議なのは殻ですよ殻。炭酸カルシウムが主成分なのですが、結構固い。よくあんなものを体の中で合成するよなあ。

うちのは平飼いなわけですが、砕いた貝殻をちゃんとあげないと殻が柔らかくなります。貝殻をあげるととたんにまた殻が固くなるもんなあ。食べるものって大事だなあ。

大きなブエンのイカをいただきました。大きな甲が入っていたので、さっそく地鶏くんご一家にあげました。さすがよく知ってるよなあ、地鶏くんの四羽の奥方たちがすぐ駈けてきて、イカの甲を突くじりはじめました。

2006年7月16日 (日)

お手本

Nec_0028_19 お天気がいいので鶏たちはうれしそうに砂浴びをしています。

烏骨鶏×アロウカナ夫人もその例に漏れません。彼女が気持ちよさそうに土を掘り返しては羽にかけているのを見て、雛たちが「なになに?どうするの?」とやってきては、そっくり真似をして砂浴びをします。

「そうそう、足で掘り返してね。羽を広げてその間に土を入れる。あらあらあっちへ飛んじゃったわよ。」

ほんとに人(鶏)は見かけによらん。ええ母ちゃんじゃの~~う。

青栗

Nec_0027_14 裏山をモモと散歩していたら、青い栗のイガが落ちていました

まだ7月の中旬、猛暑の最中ですが、植物は着々と秋の実りの準備を始めておるわけです。

見習わねばならん。

昨日は指宿でヤギ協会の研修会でした。そこで100頭近くのヤギを飼ってらっしゃる方に世にも恐ろしいお話を伺いました。

―――――指宿はなあ、野菜をよく作っているから、そこからクズ野菜をもらってきて食べさせてるわけよ。オクラとかね。でもレタスはやらんよ。一度レタスをもらってきて食べさせたわけよ。ヤギは喜んで食べたわな。でもそのうちだんだんどのヤギも弱ってきて倒れるようになってきた。何頭も死んだ。なんでかっちゅうと、農薬だよ。ヤギは農薬に弱いんだな。レタスの残留農薬は知っとったが、人間が食べるもんじゃから大丈夫かと思っていたら、一発じゃった。

・・・・怖えええええ!!

「ヤギをも殺すレタスの農薬」。

市販のレタスが喰えなくなったがな。