椿屋敷のお客様

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2007年7月

2007年7月21日 (土)

えびすカボチャ

Nec_0034 「昔に比べてカボチャがずいぶん甘くなった」とは年配の方のお言葉。

確かにえびすカボチャ、ほくほくして甘い。品種改良の賜物です。敗戦時の食糧危機を体験した方はカボチャの茎や葉を食べているので、その苦い思い出もあるらしいです。

2007年7月20日 (金)

オシロイバナ

Nec_0030 夏の夕方になると咲くオシロイバナ。

これでよくままごとジュースを作りました。赤い花を集めてつぶして水で希釈すると鮮やかな赤紫になります。朝顔の花もジュースになりました。その色を見るだけで楽しかったな。飲めないけれど。

薬になったりする花ではないけれど、花と種の部分を雌しべ一本に切り離してパラシュートにして飛ばしたり。種をつぶすと名前の通りおしろいのような白い粉になったり。おもしろい花なのです。

2007年7月19日 (木)

夏の朝

Nec_0031 永遠に降り続くかと思われた雨も止んで、鹿児島地方は「不規則的な梅雨明け(なんのこっちゃ?)」となりました。ここ2,3日の朝は湿気もなくたいへんさわやか。気持ちいい夏の朝です。

動物達も大喜び。肌もちがいいっていいなあ。

めだたしめでたし。と思っていたら、いきなりパソコンのスクリーン右半分にわけのわからない縦じまが入ってしまいました。なにごと?今このブログ更新も左右半分づつ打っています。やりにくい~~~!!

2007年7月18日 (水)

ブラック三姉妹

Nec_0029 「三姉妹」と言う言葉はいろいろな想像力をかきたてるらしく、よく文学のテーマになったりします。これに「美人」とかつくともっと妄想をかきたてるのでしょうが・・・・・。

かくいうわたくしも三姉妹の長女なのであります。どうなんでしょ?妹たちは不肖の姉よりはるかに気が利いてしっかりもの。それぞれよその土地に嫁に行きました。仲はいいほうだと思いますが・・・・・。まあ、三人寄るとかなり姦しいことは確かです。

秋に孵った鶏の黒い三姉妹が大きくなりました。三羽とも気が強い。もっとも鶏ってのは気が強い鳥なのではあります。この三羽も卵を産んでいるはずなのですが、どこに産んでいるかがわかりません。どこだ?どこに産んでるんだ?必死で探すのですがおりしも草が藪になっていて(情けない)探しづらいことこの上なし。なんとか対策をとらねばなりませんのです。

2007年7月17日 (火)

ホオズキ

Nec_0028 玄関前の草の陰に(玄関前に草なんか生やすなよ)、なにやら赤いものが見えるなあ、と確かめたらホオズキでした。朱がかった赤。今の時期この赤は目立つなあ。

このホオズキは決して植えたわけではなく、玄関の花瓶に飾ってあったホオズキをここに捨てたら、それが種となって毎年生えてくるのです。ヤギが食べたり鶏が食べたり散々な目にあっているはずなのですが、無くなる気配もなく。しぶといもんだなあ。ありがたいことです。

これから夏の土用~お盆にかけて暑さで花が絶えぎみになる季節。ホオズキのこの朱赤は強い味方です。一気に派手になるよ。

お江戸では「ほおずき市」なるものがあると噂で聞きますが、どんなものなんでしょ?鉢植えの見事なホオズキがずらり並ぶ映像を見たことがありますが、よくあるようにそれにかこつけて夜店や屋台が出るのだろうと勝手に想像しています。

いまやどんな娯楽よりそういうのが楽しいよなあ。

2007年7月16日 (月)

オレガノ

Nec_0027_2 ハーブってやつは「必要なときにほんの少し」料理に入れるシロモノで、「あり限りごっとり大量に投入」すべきものではありません。だからこそ市販されるハーブは種類も数も限られてお値段もお高くなるのです。

もともとがヨーロッパの野草なので植物としては育てやすいものが多く、植えっぱなしでOKだったり。1990年代ぐらいからハーブを自分で台所直通栽培する方が増えたのもむべなるかな、です。新鮮なもののほうがもちろん香りは鮮烈ですし。自宅でできるフレンチやイタリアンのレシピもいきわたってますし。「この料理にはこのハーブがないといかんよ」なハーブが常時手元にあるのはたいへん心強い。ハーブの栽培方法も千差万別な手法がいきわたりました。よきかな、よきかな。

などと、偉そうに述べているうちの畑のハーブは植えっぱなし。最近の大雨続きと台風で「どうなっておることやら・・・」と見て回っておるのですが、さすがハーブは丈夫ですわ。オレガノもマジョラムもぜんぜん平気。これで夏のピザは大丈夫。あと、まだバジルを植えてないんだよな。なんとしても今日は蒔かねば。

2007年7月15日 (日)

台風一過

Nec_0026_2 大型で勢力の強い台風4号は鹿児島を去りました。不幸にも亡くなられた方のご冥福と、怪我をされた方の一刻も早い回復をお祈りいたします。

おかげさまで鹿児島市はいわゆる安全半円に入ったのでそれほど風は強くありませんでした。良かった。その代わり大隈半島や宮崎県のほうががっつり危険半円だったようで農作物なんかの被害が大きそうです。この安全半円と危険半円は命運を分けます。北半球だと地球自転による「コリオリの力」という力が影響して、台風の右側の半円の風は左側よりすごく強くなるのです。どちらに入るかは台風様のなすがままなされるがまま。運しだい。・・・・・・・ううむ。たいへんだよなあ。南九州はどっこも農業地帯。今から取り入れの夏野菜がやられると泣くに泣けないよなあ。

うちのささやかな庭、畑も今から見て回らねばなりません。思ったより弱い風だったとはいえ風速20以上はあったので、なんかいろいろ倒れてそう。ゆーうつ。

2007年7月14日 (土)

暴風雨

Nec_0024 着々と台風が鹿児島市に近づいておる模様です。うち近辺も暴風雨圏内に入ろうとしています。

まいったな。

風と雨の音がだんだん強くなってきます。

2007年7月13日 (金)

嵐の前

Nec_0023 梅雨前線+台風。「踏んだり蹴ったり」とか「泣き面に蜂」とかこういうことですかね。一番災害が起こりやすいパターンです。

長々と九州に梅雨前線がでーーんと横たわって動かないのですが、台風がこの前線に沿って進路を変更する可能性が高いわけで。そうなるとここ一月で記録的な総雨量となっている九州南部に、台風の豪雨+風速50mの強風が吹き荒れるわけです。大嵐じゃあ~~~!うんざり。

今からでも遅くない、奇跡のように梅雨前線が移動して台風の進路が逸れてくれないかな。今のところの天気図じゃ鹿児島はど真ん中に入ってます。13日朝、嵐の前の静けさ。勘弁してくれよ~~。

2007年7月12日 (木)

密林侵略

Nec_0022 連日底無しの大雨が続く鹿児島です。この天候、人間を含めた哺乳類にはあまりいい影響はないようですが、植物にとっては快適もいいところらしいです。

雨でしばらく見ていいなかった箇所が、すっかりジャングルに。ここはどこ?あたしは誰?

ついつい現実逃避したくなるような、少年ケニアかジャングルブックばりの密林がわが庭、わが畑に出現。ひー――――!!!

鹿児島の緑は獰猛な緑。いっそその色は黒い緑。それほどに濃い。厳しい。人の手が入らなければあっという間に原野に還るだけ。

「自然との共生」「地球に優しい」そんなお題目誰が唱えた?人類ごときに「優しく」「共生」してもらわねばならないほど自然は地球はやわなものではない。たとえどんな形で人類が滅びても、地球は何事もなかったのごとく平然とそれなりの自然環境を継続していくだけ。

人類ができるのは「これこれこういう約束事、貢物をいたしますので、どうか『人類に優しい地球』『人類と共生してくれる自然』を末永く維持してくださいませ」と「供え祈り願う」ことぐらいでしょう。