椿屋敷のお客様

食・レシピ Feed

2008年1月12日 (土)

生姜の梅酢漬け

Nec_0031_2 季節はずれに暖かい日が何日か続きましたが、はっと気がつけば台所の片隅で生姜が静かに傷みかけてました。

まずい!

せっかくのうちの生姜なのにもったいない。

今日はそれで9時就寝を10時に延ばして、生姜の梅酢漬けを作りました。ひたすら生姜を針生姜に刻んで梅干の赤い酢に漬けるのです。

しばらく経つと生姜に赤い色と梅酢の香りが移って、とてもおいしくなります。散らし寿司に焼きソバお好み焼きに、ちょっとアクセントに使っちゃいます。

ふう、これで一安心。

ああ、もう10時が過ぎた。眠いよう。

とっととお風呂に入って寝よう。

2007年12月28日 (金)

炬燵ヨーグルト

Nec_0013 36℃から37℃ってのは、酵素が一番活性化する温度なんでありまして、いろんな発酵がこの温度で行われるわけであります。ヨーグルトができる乳酸菌発酵なんかもここらあたりがベストですわな。

今はヤギ乳がある時期ではないので、牛乳。(というより鹿児島の気候ではヤギ乳の季節は室温でほおって置くだけでヨーグルトになってしまうんだよなあ。)

牛乳を一度煮沸して、38℃ぐらいまで下がるのを待ち、種になるヨーグルトを混ぜる。そのまま炬燵に突っ込んで一晩。朝になれば鉢一杯のヨーグルトが出来上がり。まさしく炬燵さまさま。

母は味噌を作るため炬燵で麹発酵をしたことがあるそうな。利用価値さまざまの炬燵さま。

どうも年末年始は寒気が降りてきてかなり寒いらしいので、本来の意味でも働いてくれるであろう炬燵。ありがたやありがたや。

あまり気持ちよすぎて足を突っ込んでるとついついうたた寝をしてしまうのが玉に瑕だな。風邪ひかんようにしよ。

2007年12月27日 (木)

ネバネバ

Nec_0012 納豆はあのネバネバに栄養分があるし、おいしいのであります。

んで、自分ちの炬燵で作る自家製納豆でありますが、これがまたよくネバネバしておいしいの!!

現金問屋あけぼので買った500g一袋198円の国産大豆を使ったんだけど、豆がふっくらして大豆本来の味と香りがたまらんよろしい。お釜で炊いた熱々の麦飯に乗せて食べたら最高!!

市販の納豆がはいってる、うっとおしい発泡スチロールのケースとこれでおさらば。

炬燵万歳。

2007年12月26日 (水)

手作り納豆

Nec_0011 というわけで、16年ぶりぐらいに炬燵を使い始めたわけなんであります。

んで、せっかく電気料金を使って38度前後の理想的な環境ができたわけでありますから、発酵食品の数々をここで作っておるわけです。

とりあえず納豆。これがたいへん簡単にできてしまうんですわ。

作り方

  1. 大豆を一晩水に浸す
  2. 圧力鍋で蒸す
  3. 熱々のうちにふたつきタッパーに移して種として市販の納豆パック半分ぐらいを混ぜ込む。熱さで他の菌は死ぬが納豆菌は熱に強いので大丈夫。合理的。
  4. ふたをしてそのまま炬燵の中に突っ込んでおく。12時間~24時間ぐらいか?
  5. それから2日間ぐらい冷蔵庫の中で熟成させて完成

ね、簡単でしょ?

一日一回は納豆を食べるので、こうやって作りためておくと便利で経済的。

 

2007年12月24日 (月)

ペクチン

Nec_0009 市販のジャムの成分表に書かれている「ペクチン」ってやつ、柑橘類の種やワタに含まれていて、これを茹でた汁の中に抽出されるって知ってました?

恥ずかしながらわたくし、以前に書いた柚子ママレードのレシピを知るまでは知らなかったです。でも、ほんとに種の茹で汁を加えるとジャムがとろとろに固まるの。不思議だなあ。

あえて薬品を加えなくても天然自然にそうなるようにできてるの。ジャムだのママレードだのプリザーブだの、ヨーロッパではたぶん紀元前から行われている保存法だと思うのですが、最初にやった人は偉い!!果物の香りや味を損なわずに保存できるんだもの。旬の時期に大量にできる果物を「もったいない。なんとかしなくちゃ。」と今のわたしらみたいに考えた人がきっと昔にもいたんだね。

今日でやっと柚子をママレードにし終わりました。クリスマスイブにママレードを煮てるってどうよ?とも思いますが、いいんだもん。楽しいから。(ああ、どうやっても負け惜しみに聞こえる)

2007年12月17日 (月)

ゴールド・キウィ・ジャム

Nec_0002 熟れ過ぎたゴールド・キウィをたくさんいただいたので、ジャムにしました。キウィ独特の甘ったるい匂いが家中に漂います。

作り方はママレードに比べるととても簡単です。

皮を剥いたキウィの重さの半分の(好みにもよるけれど)グラニュー糖と、レモン汁少々を混ぜてしばらく置いて、水が出てきたらそのままホウロウ鍋でアクをすくいながら煮詰めるだけ。

ジャムとかプリザーブとか、砂糖で煮詰めて果物のもちをよくするってすごい知恵だよね。お菓子にいろいろ応用できるし。

バイオエタノールとやらで、砂糖が値上がりしてるけど・・・・・・。食べ物を燃料に使うのってどうにも抵抗があるなあ。

2007年12月14日 (金)

柚子ママレード

Nec_0040 うちの庭の柚子で柚子ママレードを作りました。農薬をかけてないことは確実なので皮ごと食べても安心!!しかもこのレシピだとペクチンを柚子の種からとるのでさらに合理的で安心。とてもおいしいレシピです。

材料:

柚子・・・・・・・・・・・・・500g

グラニュー糖・・・・・・・250g

道具:

大き目のホウロウ鍋

熱湯消毒したふたつきガラス瓶

作り方

  1. 柚子をきれいにする。特にヘタの所を。
  2. 柚子の皮を剥く。
  3. 柚子の皮を刻む。
  4. 皮をゆでる。何回かゆでたほうが苦味がとれる。回数はお好みで。
  5. 果肉部分を処理する。汁を絞るのでもよい。
  6. ペクチンを抽出する。柚子の種を茹でて茹で汁を取っておく。この茹で汁を加えることで固まりやすくなる。
  7. 煮詰める。刻んだ柚子の皮、柚子の果肉と汁、種を茹でた汁を鍋に入れて火にかける。茹で汁はひたひた程度に入れる。砂糖を先に入れると固くなるので、後から2~3回に分けて入れる。あくを取りながら焦がさないように煮詰める
  8. 煮詰まったら熱いうちに瓶につめてふたをする。蓋をゆるめにして湯煎にかけてからしっかり閉めてもよい。

以上です。

ちょっと手間はかかりますが、柚子の鮮烈な香りがするとてもおいしいママレードになりますです。トーストにのっけてもヨーグルトと食べても最高!!

2007年11月11日 (日)

柿酢の作り方

1111 ラストの柿の実を採っていたら、お隣の畑のYさんが柿酢の作り方を教えてくださいました。

作り方はとても簡単

1.柿のへたをとって洗う

2.ビンか瓶か樽の底にならべる

3.和紙と紐ででしっかり蓋をして直射日光が当たらないところに置く

4.発酵が終わったら上澄みだけ取る

おしまい。

夏場の清涼飲料代わりに、膾の酢に、さっぱりして夏バテ防止にすごくいいそうな。熟しすぎた残り柿でいいそうなのでちょっとやってみよう。

それにしても情報ってのはどこの誰がもってるかわからないものです。

2007年10月27日 (土)

かぼす酒

1027 さらにかぼすがありましたので、かぼす酒を仕込みました。これも作り方はとっても簡単!

材料

かぼす9~10個

氷砂糖1kg

黒糖焼酎1.8ℓ

    果実酒用の広口瓶を用意する

作り方

  1. かぼすを薄くスライスする。
  2. かぼすと氷砂糖を交互に広口瓶につめる。
  3. 黒糖焼酎を注ぎ込む。
  4. 10日ぐらいしたらかぼすを引き上げる

これだけ。好みで黒糖焼酎を使ってますが(サトウキビ原料なのでラム酒みたいな味がすると思う)、普通はホワイトリカーでもいいんじゃないかと。冷え性のわたくしの冬の味方。風邪封じにもなるんじゃないかな。

2007年10月26日 (金)

はちみつかぼす

1026 甥っ子がジュースを飲みたがるので、市販のジュースよりはと庭のかぼすではちみつかぼすを作りました。ちょうどかぼすが終わりがけでもったいなかったってのもあります。

作り方はとっても簡単!

材料

かぼす4~5個

はちみつ1kg

     はちみつ瓶ぐらいの広口瓶を用意する

作り方

  1. かぼすを薄くスライスする。
  2. 広口瓶の中につめる
  3. はちみつを注ぎ込む

これだけ。あとは勝手にはちみつの中にかぼすの果汁が染み出てくるので、それをカップに入れてお湯を注ぐなり水を注ぐなりお好きに。さっぱりして後口のいい飲み物になります。