うううううむ、ここ最近のエントリー暗いなあ!「タダより高いものはない」なんて、そんなこと言っちゃイカン!イカンよ!
「ローコスト・ローテクノロジー」が命の椿屋敷農園。費用をかけずに手間と時間をかける。めげるな。止まるな。守らなきゃならないものをたくさん抱えているんだから。
と、ヤギたちに負担をかけたのはこの寒さも大きな一因。泣いてる暇があったらヤギ小屋の防寒対策。働け、働け!
というわけで、ヤギ小屋の隙間風を防ぐために木戸口から前の道路にかけて山のように降り積もっている笹や樫やモミジや羊歯やクズの枯葉を箒で掃き集めて一輪車で何台分もヤギ小屋に運び込みました。そしてヤギ小屋に被せてあるシートの中にぎゅうぎゅうと詰め込めるかぎり詰めて。
もうまったく一筋の隙間風も吹き込まなくなりました。中に入るとかなり暖かいです。理論上は枯葉の発酵熱もあるのでもっと暖かくなるはず・・・・・・。これで一鳥。
さらには枯葉なのでその中にはヤギが食べる葉も入ってます。もちろん除草剤だの農薬だのかかっている葉ではありません。毒草が無いのは確認済み。ヤギさんたちにしてみれば枯れ切った葉はそれほどおいしいものではないようですが、非常食みたいなもの。人間にとっての乾パンか?それで小屋中を包んでいるので食べ物で小屋を包んでいるようなもの。確か熊本城だったか姫路城だったか城の壁に芋茎を埋め込んで非常食にしたと申します。そんなようなもの。これで二鳥。
あとは、木戸口から道を掃き清めれば町内が綺麗になります。町内会に少しは奉仕しなくちゃね。これで三鳥。
考えたり嘆いたりしてる暇があったら、体を動かす。動く体があること。これほどありがたいことがありましょうや。
ここ2,3日、鹿児島はかなり暖かいです。寒さが苦手なわたくしとしましては、この調子でとっとと春になってくれるとうれしいのですが、そうはいかんのでしょうな。まだ1月も2月もあるし。
暖かいうちに物置から石油ストーブを引っ張り出してきました。今年は灯油が馬鹿高いわけですが、仕方ありません。節約しいしい使うことにします。でも、石油ストーブにやかんを乗せてシュンシュン湯気が立っている景色は大好きなんです。
それにしても北の国の人たちは、寒い冬をどんな風にしてすごすのでしょうか?灯油が値上がりすると本当にたいへんだろうな。
鹿児島のように温暖な土地でも冬の寒さには耐えられません。あたしゃこれ以上北上はできないな。
ヤギ小屋が手狭になったので、かねて念願のヤギ小屋工事に着手いたしました。もちろん元植木屋の父の指導を仰ぎながらです。
電気牧柵内に小屋を作れば、後はヤギ達が自由に出入りできるようになり、勝手に草を食べては勝手に小屋に戻るようになるので、人間にとってもヤギにとってもかなりのストレス減に。
とりあえず今日は棟を組んで屋根の骨を打ち付けました。この屋根にトタンを張り、下のほうはスノコ状に打ち付けていきます。冬場はベニヤ板とシートで覆って保温し、夏場は網戸用の網を張って蚊を防ぐようにします。
ほんとうはもっと早くに作りたかったんだけれども、今年の夏のあまりの暑さに、いろいろな予定がずれこんでしまっているのです。11月になってやっとしのぎやすくなり、体力も回復してきたので、ごそごそあれやこれやと動き回っている最近なのです。
父が植木屋だったため、うちの敷地内にはもう売り物にならなくなった木がわんさか生えています。しかも何十年も経っているためにでかい。その中には寿命が尽きた木もあり、台風で折れて朽ちた大木全体に蟻が巣を作っていました。
蟻の集団と言うのはどうして見ているだけで「キーーーーッ」となるのでしょうか?子供の頃は蟻の行列を見るとなんとも「キーーーーッ」となり、行列を踏み潰して乱さずにはおれませんでした。蟻には何の罪も無いのですが。罪深いことです。いや、結構蟻は悪さをするか。でも「蟻が悪いから」するのではなく「行列が気持ち悪いから」おこなった行動でありました。
いまだに蟻の集団は気持ち悪い。なんでかな?個体数が圧倒的に多すぎるから?あのうじゃうじゃと大集団が蠢く感じ、大きな粘菌がアメーバー運動をしている様子に似てないかな?そうだ、圧倒的に多い個体がまるで一つの生き物であるがごとく制御された行動をとる様子が、馬鹿でかいアメーバーを見ているような気になるのですね。うわーーーーっ書いてて気持ち悪くなってきた。
ヤギの運動場内を見回っていて、ひょいと朽木をのぞいてみたらそういう蟻大集団が営々と生活を営んでおりました。思わず「ひょえーーー!!!」と飛び上がりました!不意打ちなだけにやっぱり気持ち悪かったです。
ついに、憧れの蚊遣り豚を買ってしまいました。吉野のホームセンター滝の神で¥780なり。
山の中なので蚊がわんさかでます。電気蚊とりよりもやはり蚊取り線香のほうが「蚊~いなくなる」実感があるので、愛用。ずっとキンチョウ蚊取り線香の大缶についていた味気ない蚊とり皿に炊いていたのですが、がまんできずについに豚さんを。
好きなんですよ~。この形。この質感。グッドデザインだと思います。目ん玉と口とお尻にまん丸の穴。そこが煙の吹き出し口。三角のお耳二つと尻尾に割竹を通して取っ手。最高です!蚊取り線香をセットするのが楽しくてしょうがありません。
・・・・・しかし、PCのモニターはお店のご好意でタダでもらってきておいて、蚊遣り豚を¥780で買ってくる・・・・・なんというか我ながらアナログな感覚じゃのう~~~。
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