昔からまあ早寝早起きだったわけですが、特に最近拍車がかかり、365日9時に寝て4時に起きる生活が続いています。このペースを守らないと体がきついの!夜更かしなぞした日にゃあ一週間ぐらいはボーーッと過ごす羽目になってしまうので、そんな目に遭うぐらいなら規則正しく生活したほうがまし。健康の維持のためにもこのペースが一番。
TVもほとんど見ないので、ここ十年ぐらい月9だのゴールデンタイムだののドラマを見たことがありません。まあ、見なくたって生活に支障は無いしな。
今年の前半「医龍がドラマ化された」うわさは聞きましたが結局いっぺんも見てないし。評判が良かったようだけれど、気が向いたらDVDで見るかな。マンガの医龍が相変わらずとてもおもしろいので、これで十分なのですよ。
というわけで「医龍12巻」(乃木坂太郎著・小学館)です。
医者という商売も不規則生活の代表みたいな商売で、これに権力とかなんとか絡みだすと「医者の不養生」を絵に描いたような人生を歩む羽目になるよなあ。長生きできるはずがない。12巻で印象的だったのが元UCLA教授様国立笙一郎の息子真悟くんの一言。伊集院の「お父さんみたいな医者になりたいの?」の質問に「なりたいわけないだろ。」ときたもんだ。
「医者なんて一見ホワイトカラーに見えるけど、実際は肉体労働に追われるブルーカラーみたいなもんだろ。」「医者になれる能力があったら医者以外の職についた方が楽に稼げるに決まってる。」
吐き捨てるように言う真悟。
言っちゃったね~。ついに言っちゃったね~。もともと特に外科医なんてのは床屋さんから発展したといわれる商売。大工さんや料理人と変わらない職人世界らしいわけで。それを医療マンガでこれほどずばずばと、しかもこんなガキンチョの口から言わせる。さすが医龍であります。
どうも笙一郎と真悟の国立親子の間には根深い確執があるらしく、真悟暗いです。目が魚の死んだような目です。どうも偉過ぎる親父に押さえつけられたまま心が死んでたようです。
その真悟の目に光が宿る。それは朝田と国立が共にする手術に立ち会った一瞬。「医療に関しては全能」のはずの父の、さらに上を行く人間がいた!!
このシーンがとても印象的に描かれていて、続く話の中で必ずや発展していきそうなネタ。国立、朝田に「UCLAに行け。推薦状を書いてやる。」とか言ってるし。朝田行くらしいですね~~。
とにかく、きわ立ったキャラ続出のこの話の中で、特にお気に入りなのだ、アメリカ帰りコンビの鬼頭教授と国立。次はなにやらかしてくれるのかな~~~。楽しみ~~~。
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