椿屋敷のお客様

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2007年5月

2007年5月20日 (日)

T農園から夏野菜苗

Nec_0035 うちのご近所は島津藩の時代からの近郊農業地帯で、どの家も3代も4代も前から野菜作りをやっていて、お上手なの。それぞれの家にたとえばエンドウが得意とかスイカがお家芸とかカライモならまかせろとかの野菜があって、夜明けとともに皆さん畑に出ています。

歩いて3分のところのT農園は特に苗作りがお上手で、花の苗、野菜の苗をハウスで作ってあちこちに出荷してらっしゃいます。

というわけで夏野菜の苗を直販格安で売ってもらったのですが(ミディトマト・ナス・きゅうり・苦瓜・ヘチマ・ピーマン)、調子が悪いのでなかなか植え付けできずにいます。気になって気になってしょうがないんだけどな。とりあえず乾燥しないように水かけは欠かさず。

2007年5月19日 (土)

ヤモリの腹

Nec_0039 咳き込むので部屋でおとなしくしていると、ガラスにヤモリが張り付いているのが見えます。ここんとこ毎晩カップル、部屋の窓ガラスでデートしてる様子です。

「ヤモリ」は「家守」でこれが家を守るとか。ありがたいことです。井戸を守る「イモリ」と混同してましたが、爬虫類と両生類でまったく違う系統の生物だそうで。形は似てるよな。

2007年5月18日 (金)

病院の薬

Nec_0036 病院のお薬は久しぶりなのですが、なんかたくさんもらったなあ。

その中でも一番オソロシげなのが「経皮吸収型・気管支拡張剤ホクナリンテープ2mg」というやつ。「この薬の使い方②絶対に2回分を一度に貼ってはいけません」

と書いてあります。2回分を一度に貼ってしまったらどうなるのでしょうか?

気管支喘息の常用薬でもあるそうで、あらためて喘息の人はたいへんだなあと考えさせられました。

2007年5月17日 (木)

気管支炎

Nec_0029 まいったなあ。

この時期に風邪をひいたのも初めてなら、こじらせて気管支炎になったのも初めてです。

早く治さなくちゃ。

2007年5月16日 (水)

スイカズラの花

Nec_0032 ヤギたちを繋ごうと藪を掻き分けたら芳香がしました。スイカズラの花が咲いていたのです。

スイカズラはジャズミンなんかと仲間なので野生とはいえかすかにいい匂いがします。花も「金銀花」と漢方でいうほど。純白の花が時間がたつと金色になりそのコントラストが美しい。今の季節藪の中ではわんさか咲く、でも好きな花です。

お知り合いの高齢の男性で、ちょっとおしっこの機能調整が難しくなった方がいて、「前立腺の薬だ」とこのスイカズラを煎じたものを毎日飲んでらっしゃいました。その方いわく利くらしいです。

んで、うち近辺の藪には迷惑にほど繁茂しているスイカズラも街中にはないので、よくごそっと藪ごと持っていっては喜ばれました。なにごとも「価値というのはその場その時その人によって変わる」ことのいい例なんであります。

2007年5月15日 (火)

牧羊犬の始まり

Nec_0031 まったく仔ヤギというのはどうしてこうも犬が好きなのでしょうか?

それともうちのモモが特別仔ヤギに愛される性格なのでしょうか?(身びいきですが確かに愛すべきお人(犬)よしであはります)

今は大人になった去年のチビ(女の子)もモモがお気に入りで片時も離れませんでしたが、今年の仔ヤギ(男の子)もモモにずっとまとわりついています。そして飽きずにプロレスしたり頭突きをしたり・・・・・

犬が牧羊に使われるのがわかります。基本的に相性がいいんだろうなあ。

幸いにしてうちの近所にはヤギを襲うような大型の肉食獣はいないけれど、もしそんなのがいたらモモは命がけでヤギを守ろうとするでしょう。そんな気配。

牧羊犬というのは「犬と羊(ヤギ)のそれぞれの習性」を上手に利用したシステムで、決して人間が無理矢理させたものじゃないんだな。モモと仔ヤギたちの様子をみてつくづくそう思わされるのでありました。

2007年5月14日 (月)

モミジの花

Nec_0030 今は晩春、いろんな種類の植物に花が咲いているいい季節なんであります。

モミジにも花が咲いちょります。

モミジは紅葉のほうの印象が強烈で「はて、花なんか咲くの?」という方のほうが多いやもしれん。

これが結構おもしろい花をつけるんですよ。いわばプロペラ型。ごらんのように二枚の羽を向かい合わせにくっつけた花です。これが熟すとこの形のままで離れて、文字通りプロペラのようにくるくる回りながら風に乗って遠くまで飛んでいくのであります。

よくできてるよな――――!!

これが飛んでる様子もかなりおもしろいのです。お近くにモミジの木があって花をつけているようだったらぜひ注意してごらんになってください。

2007年5月13日 (日)

春菊の花

Nec_0028 春菊に花が咲いています

ああそうか。春に花が咲くから春菊なのか。と言うのはさておきましても花が咲いてしまうと冬の菜ものはおしまいです。ありがとう春菊。おひたしにスキ焼にお吸い物に白和えに、散々使いまわしました。もう今年はこれで終わりだね。また冬に会いましょう。

黄色くてなかなかにかわいらしいいかにもキク科の花です。濃い緑の茎や葉との鮮烈なコントラストもいい。しれっとお仏壇やお墓に供えたりします。

2007年5月12日 (土)

ホオズキの花

Nec_0027 造物主というものがこの世にいるのなら、かなり優秀なデザイナーではないかと思います。たとえば植物。種、葉、茎、花・・・・・その植物にはその植物なりの雰囲気とでもいうべき共通したデザインがあります。

ホオズキの実は「鬼灯」とも呼ばれるほど見事に赤い五角形のボンボリ型になるわけですが、すでに花の段階でその五角形の兆しが見えます。なんと、この花が終わった後で花の根元のガクが伸びてあんなふうに実を包み込む赤い袋になるのですと。

よくできてるな―――!

墓花があっという間に枯れはてる8月のお盆の時期にホオズキがあると便利です。赤い色も鮮やかだし。枯れないし。うちの玄関先に昔捨てたホオズキから毎年生えてきます。まことにありがたいことです。ヤギがだいぶ食べちゃったけどね。

2007年5月11日 (金)

ディルの花

Nec_0025 ディルの花が咲いています。

秋に一畝植えたのですがいつの間にかどれもたいそうな大株になっていました。ありがたいことです。植物栽培ってのはこれだからやめられません。ましてやハーブは基本的にはヨーロッパの野草、条件が合いさえすれば雑草並みに勝手にのさばってくれます。

ディルの花初めて見るのですが、どうにもセリ科の花にそっくり。と思っていたらやっぱりセリ科でした。ハーブには多いなあセリ科。匂い強烈ってことかい。

ディルの香りも単独だと強烈なぐらいだけれど、魚介類とあわせるとたいへんな芳香に感じられるから不思議。