椿屋敷のお客様

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2007年12月

2007年12月31日 (月)

年越し蕎麦

Nec_0022 ああ、今年も年越し蕎麦を食べる夜になってしまいました。年末年始が大荒れのお天気で参ったことです。

炬燵に一度入ったら出ることができません。暖かくて幸せ。整理中のマンガを積み上げて炬燵で寝転がりながら読んでいきます。猫達もすっかり炬燵猫と化して幸せそう。大掃除はどうした?

ま、いいか。こんな強烈な冬型の天気で寒いときにバタバタしてろくなことはあるまい。ヤギ小屋も完成して防風と防寒のシートも被せた。鶏たちも小屋の中にちゃんと入ってる。来年の仕事は来年に回して、今は「炬燵でみかんで紅白」という久々のクラシックな年越しをやろう。

では皆様よいお年越しを。

2007年12月30日 (日)

餅が届きました

Nec_0020 広島の米農家に嫁に行った妹から餅が届きました。

きめが細かくてたいへんおいしい餅です。この間作った柚子ママレードを醤油で溶いてつけて食べると最高です!!

よく昔話で「正月の餅が買えるか買えないか」が、テーマになってますが、そうだろうそうだろう。考えてみればたいへんな贅沢品です。もち米ってのがすでに贅沢だし、これを甑で蒸して、臼でついて、丸める。手間もかかるし人手もいる。分限者どんでなければ口に入れることはできなかったでしょう。

とかんなんとか他人事のようにいっていたら、どんどんどんどん原油が上がってインフレが進んでいます。ひょっとしたら「正月の餅がとんでもない贅沢品」の時代が、また来るんじゃないでしょうか?

なんといっても食べるものは絶対に要るんです。ブランド物も株券も車も煮ようが焼こうが食えない。

自分の手で食べるものを作る手段を確保する。わたくしは飢えるのが一番怖いので、そのための準備に来年もおさおさ怠りなく励む所存なのでございますよ。

ありがたいことに、そのための畑があるのだから。

2007年12月29日 (土)

門松の縄結び

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「結び方」ってのは、やってないとすぐ忘れます。門松の藁縄の結び方なんか、前の年に結んでから一年、こうやって写真に撮っておかないと確実に忘れます。

父は30年植木屋をやっていた人なので、今の時期商売で門松を作っていました。そういうプロの技が身近にあるのだから、身につけておかねば、です。

2007年12月28日 (金)

炬燵ヨーグルト

Nec_0013 36℃から37℃ってのは、酵素が一番活性化する温度なんでありまして、いろんな発酵がこの温度で行われるわけであります。ヨーグルトができる乳酸菌発酵なんかもここらあたりがベストですわな。

今はヤギ乳がある時期ではないので、牛乳。(というより鹿児島の気候ではヤギ乳の季節は室温でほおって置くだけでヨーグルトになってしまうんだよなあ。)

牛乳を一度煮沸して、38℃ぐらいまで下がるのを待ち、種になるヨーグルトを混ぜる。そのまま炬燵に突っ込んで一晩。朝になれば鉢一杯のヨーグルトが出来上がり。まさしく炬燵さまさま。

母は味噌を作るため炬燵で麹発酵をしたことがあるそうな。利用価値さまざまの炬燵さま。

どうも年末年始は寒気が降りてきてかなり寒いらしいので、本来の意味でも働いてくれるであろう炬燵。ありがたやありがたや。

あまり気持ちよすぎて足を突っ込んでるとついついうたた寝をしてしまうのが玉に瑕だな。風邪ひかんようにしよ。

2007年12月27日 (木)

ネバネバ

Nec_0012 納豆はあのネバネバに栄養分があるし、おいしいのであります。

んで、自分ちの炬燵で作る自家製納豆でありますが、これがまたよくネバネバしておいしいの!!

現金問屋あけぼので買った500g一袋198円の国産大豆を使ったんだけど、豆がふっくらして大豆本来の味と香りがたまらんよろしい。お釜で炊いた熱々の麦飯に乗せて食べたら最高!!

市販の納豆がはいってる、うっとおしい発泡スチロールのケースとこれでおさらば。

炬燵万歳。

2007年12月26日 (水)

手作り納豆

Nec_0011 というわけで、16年ぶりぐらいに炬燵を使い始めたわけなんであります。

んで、せっかく電気料金を使って38度前後の理想的な環境ができたわけでありますから、発酵食品の数々をここで作っておるわけです。

とりあえず納豆。これがたいへん簡単にできてしまうんですわ。

作り方

  1. 大豆を一晩水に浸す
  2. 圧力鍋で蒸す
  3. 熱々のうちにふたつきタッパーに移して種として市販の納豆パック半分ぐらいを混ぜ込む。熱さで他の菌は死ぬが納豆菌は熱に強いので大丈夫。合理的。
  4. ふたをしてそのまま炬燵の中に突っ込んでおく。12時間~24時間ぐらいか?
  5. それから2日間ぐらい冷蔵庫の中で熟成させて完成

ね、簡単でしょ?

一日一回は納豆を食べるので、こうやって作りためておくと便利で経済的。

 

2007年12月25日 (火)

生姜

Nec_0010 ジンジャーエールとか冷やし飴とか生姜湯とか、生姜に糖分を加えた味が大好きなんでございます。

なんというかカラッとした甘さで、夏場は暑気払いによし、冬場は風除けによし。クッキーやパウンドケーキの風味付けにもいいな。

しかも、クズみたいな生姜をちょっと堆肥を混ぜた地面に植えとくだけで、それから何もしなくても、円盤投げの円盤みたいな大きな生姜の塊になってるんだから、止められない止まらない。本当にありがたいことです。

今年も生姜の地上部が枯れたので、ほりあげてみたら、でてきたでてきた続々でてきた。

どうしよう、これ今年は梅酢につけて、紅生姜にしようかな。

2007年12月24日 (月)

ペクチン

Nec_0009 市販のジャムの成分表に書かれている「ペクチン」ってやつ、柑橘類の種やワタに含まれていて、これを茹でた汁の中に抽出されるって知ってました?

恥ずかしながらわたくし、以前に書いた柚子ママレードのレシピを知るまでは知らなかったです。でも、ほんとに種の茹で汁を加えるとジャムがとろとろに固まるの。不思議だなあ。

あえて薬品を加えなくても天然自然にそうなるようにできてるの。ジャムだのママレードだのプリザーブだの、ヨーロッパではたぶん紀元前から行われている保存法だと思うのですが、最初にやった人は偉い!!果物の香りや味を損なわずに保存できるんだもの。旬の時期に大量にできる果物を「もったいない。なんとかしなくちゃ。」と今のわたしらみたいに考えた人がきっと昔にもいたんだね。

今日でやっと柚子をママレードにし終わりました。クリスマスイブにママレードを煮てるってどうよ?とも思いますが、いいんだもん。楽しいから。(ああ、どうやっても負け惜しみに聞こえる)

2007年12月23日 (日)

石油ストーブ

Nec_0006 ここ2,3日、鹿児島はかなり暖かいです。寒さが苦手なわたくしとしましては、この調子でとっとと春になってくれるとうれしいのですが、そうはいかんのでしょうな。まだ1月も2月もあるし。

暖かいうちに物置から石油ストーブを引っ張り出してきました。今年は灯油が馬鹿高いわけですが、仕方ありません。節約しいしい使うことにします。でも、石油ストーブにやかんを乗せてシュンシュン湯気が立っている景色は大好きなんです。

それにしても北の国の人たちは、寒い冬をどんな風にしてすごすのでしょうか?灯油が値上がりすると本当にたいへんだろうな。

鹿児島のように温暖な土地でも冬の寒さには耐えられません。あたしゃこれ以上北上はできないな。

2007年12月22日 (土)

柚子湯の日

Nec_0008 とか何とかいってるうちに、今日は冬至、柚子湯の日なんでございます

あいちゃ~~!かぼちゃを忘れた!

まあ、しかたない。柚子だけでも風呂の中に放り込もう。

ポチャン。

今年の柚子は豊作で、5k近く採れました。それをせっせと1kづつママレードにしています。柚子の実と砂糖だけで作っているので、ママレードとはいえ柚子味噌にも使える優れものです。早く全部やっちゃわないとな。でも柚子の皮を刻むのが面倒なので1kづつしかできないの。

それにしても今年はこんなに採れちゃったので、よくお礼肥えをやっとかないとな。実のなる木があるってほんとありがたいなあ。