椿屋敷のお客様

動物 Feed

2007年7月24日 (火)

すごいぞ!「mini番兵」

Nec_0041 さすがニュージーランドは羊の国。その国の会社ガラガー社の電気牧柵「mini番兵」は華奢な外見に似合わず絶大な効果を見せてくれよりました。

ヤギたちは命に別状があるわけではないのですが、電圧のかかったポリワイヤーに触れるとかなりのショックがあるらしく、一日で「これに触ると豪いことになるんだわ!」と飲み込んでくれました。

まだときどき「どうしてこんなことになるのかしら?」という様子でそーーっとワイヤーに鼻先で触ってみたりします。そののたたび電気ショックが来て「ンだもした~~~~ン!!!(なんてことなの!!)」と大慌てで走って逃げるありさま。

うーーーーん。すごいぞ「mini番兵」。

2007年7月23日 (月)

電気牧柵

Nec_0036 ヤギさんたちの放牧用に電気牧柵を張り巡らしました。

ニュージーランド・ガラガー社製「ミニ番兵」100m囲いパワーユニットきで¥20000弱。

か細いグラスファイバーのポールにか細いワイヤー、パワーは単1乾電池6個。「ほんとにこれで大丈夫なのかな?」と恐る恐るヤギを追い込んで陰から様子を見ていました。

効果絶大!!!すごいよ!!ワイヤーに触れたヤギは飛び上がるよ!!

一発で懲りて柵に近寄らなくなります。そのまま悠々と広々とした囲いの中で草を食べ始めました。

今の世の中うまいことできた道具があるもんだなあ。

ありがたいことであるよ。

2007年7月18日 (水)

ブラック三姉妹

Nec_0029 「三姉妹」と言う言葉はいろいろな想像力をかきたてるらしく、よく文学のテーマになったりします。これに「美人」とかつくともっと妄想をかきたてるのでしょうが・・・・・。

かくいうわたくしも三姉妹の長女なのであります。どうなんでしょ?妹たちは不肖の姉よりはるかに気が利いてしっかりもの。それぞれよその土地に嫁に行きました。仲はいいほうだと思いますが・・・・・。まあ、三人寄るとかなり姦しいことは確かです。

秋に孵った鶏の黒い三姉妹が大きくなりました。三羽とも気が強い。もっとも鶏ってのは気が強い鳥なのではあります。この三羽も卵を産んでいるはずなのですが、どこに産んでいるかがわかりません。どこだ?どこに産んでるんだ?必死で探すのですがおりしも草が藪になっていて(情けない)探しづらいことこの上なし。なんとか対策をとらねばなりませんのです。

2007年7月 6日 (金)

暑いって

Nec_0014 鹿児島地方は梅雨も終わりがけ。連日の雨雨雨雨・・・・・。天の底が抜けたかのような大雨ぶり。よくもまあ水が尽きぬものです。

今日はさすがにひったいだれまして(たいへん疲れて)、死んだように昼寝をしてしまいました。腹の辺りが余りに重く暑く息ぐるしくなって目が覚めると、そこにはじじい猫二匹が御鎮座ましましております。

おいおいおい~~~。

何を考えておるのじゃ!暑いって!!それでなくともあんたら毛むくじゃらなんだからさあ!汗ばんだ肌にべったりあんたらの毛が張り付くよ!(うわ、書いてて気持ち悪くなってきた。お風呂入ろう)

思わず邪険にわが腹の上から払い落とすのですが、どういうわけか二匹とも執拗に腹の上に乗ってきます!

勘弁してくれよ~~~。

雨の午後は何の意味も無い陣取り争いで暮れていきます。

2007年6月24日 (日)

鶏を捌く

Nec_0032南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・。

去年の秋に孵った雄鶏をつぶしました。雄鶏が多すぎると群れの中がたいへんなことになります。ほんとうに相手を殺すまで喧嘩をしたりします。なので、かわいそうですが殺して食べます。

その肉は一片たりとも無駄にできません。手羽もモモも胸もササミはもちろん、ガラもレバーも心臓もハツも大事に大事に食べます。写真はガラでブイヨンをとっているところです。

そしてまた、これがおいしいのよ~。雄鶏なので堅いのですがすごくいいダシがでて。

まったくもって罪深いことです。

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・・・。

2007年6月23日 (土)

ヤギ運動場

Nec_0031_2 念願のヤギ運動場ができました。

48m分のワイヤーメッシュで囲い込み、雨のときの避難小屋を二つ作りました。元植木屋の父の技術を駆使してもらいました。ありがとう。

だいぶ広々とした場所なので、ヤギたちもうれしそうです。

あと、電気柵の使用を検討中です。

2007年6月15日 (金)

モモ、雨上がりを走る

Nec_0022 ひさびさにまとまった雨が降りましたです。これでこそ梅雨。畑も田んぼも生き返るというものです。

今朝方は雷も遠くでごろごろと鳴り、雷が苦手なモモ(紀州犬雑種・女の子・五歳)は成すすべもなく震えておりました。が、しかし夕方は雨も上がり肌もちも涼しく散歩にはもってこいの気持ちよさ。大喜びで散歩に出かけます。

まったく人通りの無い裏山の道で、思う存分走るモモ。かなりの勾配の坂道を、上がっては下り上がっては下り。3往復はしたでしょうか?それはそれは嬉しそう。顔が笑ってます。

そうだよな幸福ってこれだよな。

2007年6月11日 (月)

その名もオタフク

Nec_0019 去年の秋に孵った若い雌鶏の中で、一番変な顔をした通称「オタフク」がしばらく顔を見せないので心配しておったのですよ。

オタフクは頬に羽毛がホコホコと生えていてお多福に見える上に羽の模様も独特。きかん気も強いのですが四月には同じ腹のどの雌鶏よりも早くマスタードグリーンの藪の陰で抱卵をはじめてました。残念ながらそのときには夜中にイタチか何かが侵入して卵を盗られてしまったのです。

「たぶんどこかでまた抱卵をはじめたんだろうな」とは思っていたのですが、へたな場所だとまた卵泥棒に狙われます。「大丈夫かな~」と。

杞憂でした。朝、鶏たちにご飯をあげるときにヤギ小屋のほうから「あー―――!!ごはんだわごはんだわ!たいへん早く食べなくちゃ!」てな感じで彼女が飛び出してくるのを目撃してしまいました。

なるほど!

腹がくちくなった彼女が、そそくさと帰っていくのをそっとつけてみました。

ヤギ小屋の隣にトタン板を何枚か立てかけているのですが、その板の陰にうずくまっています。おそらくそのおなかの下には卵が抱かれているのでしょう。そのそばにはヤギの糞が溜めてあるので、そのヤギ堆肥を引っかいたら虫も食べ放題のベストポジションです。

うまい場所を見つけるもんだなあ。

今度はうまいこと雛が孵りますように。

2007年5月15日 (火)

牧羊犬の始まり

Nec_0031 まったく仔ヤギというのはどうしてこうも犬が好きなのでしょうか?

それともうちのモモが特別仔ヤギに愛される性格なのでしょうか?(身びいきですが確かに愛すべきお人(犬)よしであはります)

今は大人になった去年のチビ(女の子)もモモがお気に入りで片時も離れませんでしたが、今年の仔ヤギ(男の子)もモモにずっとまとわりついています。そして飽きずにプロレスしたり頭突きをしたり・・・・・

犬が牧羊に使われるのがわかります。基本的に相性がいいんだろうなあ。

幸いにしてうちの近所にはヤギを襲うような大型の肉食獣はいないけれど、もしそんなのがいたらモモは命がけでヤギを守ろうとするでしょう。そんな気配。

牧羊犬というのは「犬と羊(ヤギ)のそれぞれの習性」を上手に利用したシステムで、決して人間が無理矢理させたものじゃないんだな。モモと仔ヤギたちの様子をみてつくづくそう思わされるのでありました。

2007年5月 5日 (土)

なわばり

Nec_0018 今朝はたいへんな雷でした。天地も轟く音と闇を切り裂く光。雷はものすごく派手な気象ショーですね。

音が苦手なモモ(紀州犬・6歳・女の子)は、このときばかりは自分の縄張りである軒先から部屋の中へ入り込んできます。よっぽど怖いらしいです。写真でも耳が寝ているのがおわかりでしょうか?ぶるぶる震えて「クヲーーンクヲーーン」と涙を流さんばかりの大騒ぎになるので部屋に入れてやらないわけにはいけなくなるのです。

そうなると、通常わたくしの部屋をなわばりにしているドリアン(アメリカンショートヘアのハーフ・13歳・じじい)とジョー(ヤスネコ・12歳・じじい)と真っ向対決となってしまいます

なにせモモとドリアンは仲が悪い。モモが何も知らない子犬でうちにやってきたときにドリアンがいきなり鼻っ柱に猫パンチを食らわしたところにすべての要因があるのですが、そのドリアンはいっとき迷子になっていた時期犬にかなりいじめられてトラウマになっているらしいのです。本来人懐っこいと言うかお人(犬)よしのモモなのでうまいことつきあってったら仲良くなれてたはずなんですがね。

とにかく雷だろうがなんだろうがモモが部屋に入ってくると「なんだよう!なんでお前なんかがこんなとこに入ってくるんだよう!ずうずうしいんだよう!!」ってな調子で顔をしかめて鳴きまくり。お腹立ちのご様子です。

もっともモモのほうは「知ったこっちゃないわよ!あの音なのよ!どうしようもないんだから!!」と雷の音が激しくなるにつれそっぽを向いたままじりじりと中に入ってくるのです。その進みに合わせてドリアンもじりじりと中に後ずさり。なわばりの前線は微妙な力関係で移動していきます。