椿屋敷のお客様

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2009年6月 6日 (土)

BOSS その3

Dvc00099 金曜日はネットで木曜日放送された「BOSS」を見る。これが最近の習慣と化しつつあります。(だってTVのリアルタイムじゃ夜10:00から放送だよ?視聴無理だわ。9:00に寝るのに。)

相変わらず天海祐希、大暴れしてました。かっこいいぞ~~!!ついに銃を撃てない銃の名手、頑固者の片桐(玉山鉄二)をも籠絡しました。たいしたもんです。

それにしてもBOSSという言葉は様変わりしたもんです。大昔「太陽に〇えろ」や「△部警察」の石×裕次郎をちっともカッコいいと思えず悪口を言って母にむちゃくちゃ怒られた日々は、もう歴史時代と化してしまいました。おっといけない、いまだに石×裕次郎の悪口はタブーらしいからな。でもほんっと気持ち悪いぞ石×軍団。

あのなんともいえない気持ち悪さはどこから来るのか、天海祐希のBOSSを見てたら答えが見つかった気がします。

2009年5月22日 (金)

BOSS その2

Dvc00079   竹之内豊ってこんなにおもしろい人だったのかぁ~~~!!ちゅうか、竹之内豊をほとんど見たことがなかったちゅうの。

「冷静と情熱の間」とか「ビーチボーイズ」とか、も、ぜんぜん守備範囲にかすりもしなかったもんで。「利家とまつ」の利家の弟役のときぐらいしか知らない(まったく、現代日本に生きとるのか?あたし)。

「BOSS」じゃ大澤の同期の警察キャリアで、とことん気障で馬鹿で自己チュウ野郎を、楽しそうにやってワラかせてくれます。おもしろーーーーー。

動物の雄を飼ってて思うんだけれど、雄って本来労働に向かない性なんじゃないかと。ちゃらちゃら着飾って、ちゃらちゃら雌にちょっかいだしまくって、他の雄を出し抜くことばっかりが生きてる意味だったりする。それが一番モテる雄。

おお、まさしく「BOSS」の野立参事官(竹之内の役名)じゃん。ここまで徹底するとすばらしいぞ。

2009年5月20日 (水)

BOSS

Dvc00074 今「BOSS」にはまっています。なんじゃコリャ~~!むちゃくちゃおもしろい!!

天海祐希って、実物もこの美貌に似合わずさばさばした人なんだろうなあ。大昔の「MISTY」とか「狗神」とか「女のドロドロ情念系」より、ずっと息がしやすそうだもん。もっとも「ドロドロ情念の女」なんて、そんな多数世の中には棲息していないと思うけど。会ったこと無いぞ。

今までの女刑事モノってたとえば「アンフェア」にしても「心に傷を負った一匹狼の女刑事」が「警察組織を揺るがす陰謀」とか「サブリミナル」とか「マインドコントロール」とかと戦う話だったけどなあ。「BOSS」の大澤絵里子は普通~に組織人だし(上司に睨まれてるにしても。そんなの良くあることだし)。すこぶる健全な心と体の持ち主だし。

扱う事件の陰惨さにもかかわらず、この健やかさで大変に後味のよろしいドラマになっております。

これ、脚本書いてるの男の人なんだよなあ。男の人が、普通~にこんな40歳の姉御肌の女の話を魅力的に書ける世の中なんだよなあ。いろいろあってもそれだけでもいい世の中だと思うぞ。

2009年5月17日 (日)

百歳バンザイ

Dvc00073 日曜日の朝4:15のNHKで「百歳バンザイ」という番組があります。

TVをほとんど見ないのにこれは毎回見ているという・・・・・・・・・。

「どこどこの誰々さん、百歳!特産のイリコが大好きで毎日長男のお嫁さんが作る朝ごはんに入ってます。おかげで百歳の今も20本の歯が残っています・・・・・」

声優永井一郎の(この人ももういい歳だろう)のナレーションに乗って、日本全国津々浦々の百歳の日常生活を淡々とつづる、それだけの番組です。

格別おもしろいわけでもないのですが、なぜか見てしまう。まあ、この時間帯だと他に選択肢がないってのもあります。

気になるのは視聴率です。どれぐらいあるんだろ?私が見始めてからでも、もう3年以上は続いているはず。意外とあるのか?これに続いて5時代の番組は「先取り・今日の健康」。超高齢化時代の日本、実はこの時間帯は固定客が見込めるのかも。

2008年12月 7日 (日)

瑛太の小松帯刀

Nec_0035 つくづく時代劇俳優ってのは年齢がいるなあ、と思います。

瑛太はすごく好きな俳優なんだけど、やっぱり「今」の人だよなあ。坂本龍馬役の玉木宏とのツーショットなんて「あんたら何でバイオリンと指揮棒持ってないのさ?」と突っ込みたくなったもん。大河ドラマより「のだめカンタービレ」だよなあ。

小松帯刀の領地吉利は実家のすぐ近くで、小学校の遠足で歩いて小松家の墓参りにも行きました。あの頃はすっかり忘れ去られた「幻の宰相」で、まーさかまさかン十年もたってからこんなふうにクローズアップされるとは思わなんだ。

「瑛太の小松帯刀」は、そういう意味でほぼゼロからイメージを作り上げられていて、初々しく新鮮ではありました。

ただ年齢と経験で家定公=堺雅人のほうに軍配上がっちゃったね。着物姿は年いったほうが似合うもん。最後の再会で改めてふられなおしたのは気の毒だった。

2008年11月30日 (日)

家定様(幽霊)のおでまし

Nec_0019 おおおおおおッ!でたーーーーー!!おでましになったーーーー!!

とうとう家定様、幽霊となってでてきました。篤姫の前に。(おみ足はあったみたいだけど)

いやん、あいかわらず優しいお声。優しいお顔。

「わしが残したいのはのう、徳川の心じゃ」

「心のままに生きよ、御台」

あああ、いかないで、消えないで。

「いつも御台を見守っておるからの・・・・・・」

それにしても、なんというナイスなタイミングで家定様(幽霊)を出してくるんでしょう。まさしく「ここ以外にない!」というシーン。斉彬の最後の書簡も、まさかこんな形で西郷の説得材料となるとは。見事な伏線でござった。つくづいい脚本だなあ・・・・。

2008年11月15日 (土)

陽炎の辻2

Nec_0007 気がつけば土曜日の7:30「陽炎の辻2」を視ています。

どうしたんだ?TVドラマなんかここ何年もリアルタイムで視てなかったのに。

日曜「篤姫」の徳川家定=堺雅人に続いて、坂崎磐音=山本耕史ですよ!かっくいい~~~~!!!殺陣がうまい!だてに土方歳三を演ったわけじゃありませんね。ほんとに凄く強そうよ。細い体なのになあ。

毎回30分という短い番組なのに、無駄がなくてピッと引き締まってます。全部スタジオ撮りだろうにまったく飽きません。やっぱ脚本がいいドラマっておもしろい。それにしても「おもしろい」と思った時代劇が両方ともNHKだ・・・・・っちゅうのが。そういう時代なのか?

堺雅人といい山本耕史といい「新撰組!」にでてたのね。オダギリジョーもでてたんだよな。なんだよう!あたし好みの揃い踏みじゃん!

「新撰組!」まったく視てないので、今更ながら視たくなってきたぞ。

2008年8月23日 (土)

「ケイゾク」のオープニング

Nec_0042 ネットでだいぶドラマとアニメを見ました。20年ぐらいろくにTVを視ていないので、なんだかものすごく新鮮です。でも、そのラインナップはね・・・・・・

「アンフェア」「トリック」「ガリレオ」「ケイゾク」「時効警察」「帰ってきた時効警察」「古畑任三郎」「相棒」「裏相棒」「SP」「踊る大捜査線」・・・・・・・

なんかなあ。あたしの趣味見えたな。アニメの「攻殻機動隊」だって刑事モノの一種だしな。他にもおもしろい刑事モノ、もしくはミステリーモノがあったら教えてください。マジで知らないのです。

「ケイゾク」は故ナンシー関画伯が珍しく褒めていたので視ました。おもしろかった!もっともラストは「それはいくらなんでもないだろう!」と思ったけどね。淡々と引いた視線がクールでよし。かなり生々しい事件で、死体なんかもモロだしなのに透明感がありました。中谷美紀と渡部篤郎の距離も良かった。(あ、「トリック」はこの後か。そういえば仲間由紀恵と阿部寛の距離感と共通するものがあるか。)

特に好きなのがオープニング。大好き。中谷美紀の脱力した「クロニック・ラブ」の歌に乗せて、高速のコマ落としでフォトを見せる。さりげない日常の風景スナップにまぎれて、血まみれの死体とか、意味ありげな紋様とか挿入されてて「これ、サブリミナルですか?」みたいな。怪しげなのにギリギリ透明。これ作った人センスがいいなあ。

巷じゃオリンピックやってるんだけれど、やっぱりTVはほとんど視てない。だって「¥感動をありがとう¥」だの「¥勇気をもらいました¥」だの気持ち悪い言葉聞きたくないもの。選手はすごいと思うけど。

代わりにネットで無料画像三昧。選択肢が多いっていいことだ。いい世の中だよなあ。

2008年7月27日 (日)

アニメ版・攻殻機動隊のオープニング

Nec_0012 おっかしいなあ~~。士郎正宗の「攻殻機動隊」の1巻、持ってたはずだったんだけれどなァ。

恥ずかしながら去年の暮れからやってるマンガの整理、まだ半分もできてないの。それどころか「あ、これもあった、これも読みかえそ」と混ぜくるもんだからどんどん散らかってんの。とほほほ。もう8月もすぐだってのに。

おりしも大好きな森博司氏の「スカイ・クロラ」をアニメ界の巨匠押井守(大好きな作品もあれば寝てしまう作品もあり)がアニメ化した、との情報。「こりゃ久々にアニメで『攻殻機動隊』を視れってことか?」って、誰もそんなことは言ってないっつうの。

あのシリーズはかなりたくさんあるので長く楽しめるというもの。早速YouTubeで探すなり。まったく便利になったことよのう。

・・・・・・・・・・・・・・ちゅうわけで久々に視ました。

やっぱなあ。今更ながらに・・・・・・・・・・カッコええわ~~~!

もうオープニング・テーマのカッコよさからぜんぜん違う!特に「2nd Gig」のはむちゃくちゃカッコエエ!音楽がまたなあ。菅野ようこの音楽ってすごく近未来的でクールでありながら生理的という矛盾を併せ持っていて主人公の草薙にぴったり。この音楽に合わせて草薙が向こうから起き上がってくるシーンがあるでしょ?ある地点まで起き上がってきたら、そこからいきなり暗色からがらりと明色に変わる。

あのシーンが好きでねえ。

草薙の過剰なほど女性的な(サイボーグだけれど)胸のふくらみや細い二の腕を強調する体の陰影が、起き上がって明度が変わったとたん無機質でアンドロイド的な質感に変わる。でも、草薙の意思的で確信犯的な目の光はそのまま。ンもおおおお、シビレルゥゥ!

まあ、戦後日本が作り出した唯一誇れる文化=アニメの中でも世界的な評価を受けているシリーズ、内容についてはとてもとてもここで語りつくせないけれど、このオープニングが完成度の高さをおのずと物語ってるよなあ、と改めて思いましたです、はい。いつも変なハイレグの戦闘服を着てる草薙(このへんがオタク文化が生んだヒロインだよなあ)が「2nd Gig」のオープニングの最後のほうじゃ素敵なコート着てるし。

麦藁帽子と長靴が定番の人間が人様のファッションにケチつけるほどのファッションセンスなど持ち合わせてないんだけれどね。

2008年7月21日 (月)

なんてこったい!

Nec_0004 最近家定様(By堺雅人)に身も世もなく入れ込んでおりましたので、ありがたいことにあちらこちらから堺情報が流れてくるようになりました。皆様ありがとうございます。

お客様にして友人のtotto*さんと菊ちゃんからも(さとさんも麦の花さんもありがとね)今日のTVについてのレアな情報が入り「『笑っていいとも』と『徹子の部屋』ね」などとここ数年見ていない国民的番組を視んとお昼12時TVをつけました。

あれ~~?

うちのTVのチャンネルをどう変えても「♪おひ~る休みはウキウキウォッチン♪」と流れてきません。

あれ~~~?

なんてこったい!うちのTVじゃ「笑っていいとも」を視ることができないらしい。これ、ほんとにいまどきの日本のご家庭のTVか?ちゅうかなんで今まで気がつかなかった自分よ?!

あたし、ほんと~~~に何年も「笑っていいとも」視てなかったんだなあ。お昼にTVつけること無かったもんなァ。

あ、おかげさまで「徹子の部屋」は視ることできました。堺雅人はやはり根っからの役者であると確認。そして黒柳徹子が「篤姫」の「徳川家定」に入れ込んでいることも確認。まごうかたなきタラシであると確信。