おっかしいなあ~~。士郎正宗の「攻殻機動隊」の1巻、持ってたはずだったんだけれどなァ。
恥ずかしながら去年の暮れからやってるマンガの整理、まだ半分もできてないの。それどころか「あ、これもあった、これも読みかえそ」と混ぜくるもんだからどんどん散らかってんの。とほほほ。もう8月もすぐだってのに。
おりしも大好きな森博司氏の「スカイ・クロラ」をアニメ界の巨匠押井守(大好きな作品もあれば寝てしまう作品もあり)がアニメ化した、との情報。「こりゃ久々にアニメで『攻殻機動隊』を視れってことか?」って、誰もそんなことは言ってないっつうの。
あのシリーズはかなりたくさんあるので長く楽しめるというもの。早速YouTubeで探すなり。まったく便利になったことよのう。
・・・・・・・・・・・・・・ちゅうわけで久々に視ました。
やっぱなあ。今更ながらに・・・・・・・・・・カッコええわ~~~!
もうオープニング・テーマのカッコよさからぜんぜん違う!特に「2nd Gig」のはむちゃくちゃカッコエエ!音楽がまたなあ。菅野ようこの音楽ってすごく近未来的でクールでありながら生理的という矛盾を併せ持っていて主人公の草薙にぴったり。この音楽に合わせて草薙が向こうから起き上がってくるシーンがあるでしょ?ある地点まで起き上がってきたら、そこからいきなり暗色からがらりと明色に変わる。
あのシーンが好きでねえ。
草薙の過剰なほど女性的な(サイボーグだけれど)胸のふくらみや細い二の腕を強調する体の陰影が、起き上がって明度が変わったとたん無機質でアンドロイド的な質感に変わる。でも、草薙の意思的で確信犯的な目の光はそのまま。ンもおおおお、シビレルゥゥ!
まあ、戦後日本が作り出した唯一誇れる文化=アニメの中でも世界的な評価を受けているシリーズ、内容についてはとてもとてもここで語りつくせないけれど、このオープニングが完成度の高さをおのずと物語ってるよなあ、と改めて思いましたです、はい。いつも変なハイレグの戦闘服を着てる草薙(このへんがオタク文化が生んだヒロインだよなあ)が「2nd Gig」のオープニングの最後のほうじゃ素敵なコート着てるし。
麦藁帽子と長靴が定番の人間が人様のファッションにケチつけるほどのファッションセンスなど持ち合わせてないんだけれどね。
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