椿の実
思わず「椿屋敷」などと気取った名前を名乗ってみたりするぐらいですから、うちの敷地内は椿だらけです。18年前になくなった祖父が好きだったのですが、どの木も年数がたってかなり年季の入った大きさになってます。
売り物にする植木は、毎年移植して根鉢を作らなければいけませんので、もうどの木も売れませんが、大きな木が庭や畑に植わっているのは安心感があります。ましてや台風の常襲地帯鹿児島なのでなおさらです。台風の風速に一番強いのは生木なのです。人間が作ったどんな塀よりも、よく育った生垣のほうが風を防ぐし倒れない。防風林というのはまことに正しい対処法です。
さて、椿だらけのうちの敷地は冬から春にかけて椿の花だらけ。それが一段落して今の季節になると、どこもかしこも椿の実だらけ。ツヤツヤと硬い椿の実がそこかしこにぶらさがっています。「椿油を絞ったら?」などとおっっしゃってくださる方もいるのですが、とてもとてもそこまで手が回らず・・・・・。
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