椿屋敷のお客様

« 2008年1月 | メイン | 2008年3月 »

2008年2月

2008年2月 9日 (土)

煮沸消毒

Nec_0011 また半分へたったキウィを大量にいただいたので(ありがたいことです)、ジャムにしました。

ジャムにしたらガラス瓶を煮沸消毒してアツアツのうちにアツアツの瓶に詰め込みます。

煮沸消毒って誰が考え付いたんでしょうね。ただ煮たったお湯の中で5分ぐらい煮るだけで、瓶の細菌はすっかりいなくなるんですよ!!すばらしい発見(発明?)であるぞよ!

特別な道具とか消毒薬とか使わなくても、コンロとお鍋と水があれば消毒できる、それが煮沸消毒。

一度めんどくさくて消毒しないままジャムを詰めたことがありますが、あっという間にカビが生えちゃいました。やはり食べ物には愛情と手間をかけねば。ちょっとのことで結果がぜんぜん違ってくるのです。

2008年2月 8日 (金)

ハンドジューサー

Nec_0010 レモンがたくさん成ったので、汁を絞って冷凍して保存しておこうと思いまして・・・・・・。

ガラスのレモン搾り器も持っているのですが、大量だと手が痺れてきますので、ついにハンドジューサを購入してしまいました。

ホームセンター・ニシムタで¥980.

手ごろなお値段かと思います。簡単な構造ですが、梃子の原理で絞るので力加減はかなり楽になります。

うちはかぼすや柚子、オレンジなんかも植えてあるので、これを目いっぱい利用していく予定です。

2008年2月 7日 (木)

太る

Nec_0009 腹の中からにっくき寄生虫が駆除されためーさん(ヤギザーネン種・4歳)。

ひどい貧血でふらふらしていたのが、みるみる肉がついて太ってきました。荒れていた毛艶もだんだん戻ってきて、それと同時に反応も機敏になってきたし、活動範囲も広がって放牧場に自分でとことこ歩いてきます。

貧血のとき、朝小屋に行くと小屋の中で倒れていたりしたこともあり、もう心配で心配でしょうがなかったです。人間も貧血ってしんどいもんなあ。そしてなかなか治るのに時間がかかるのも貧血。めーさんをみて「寄生虫も貧血も怖いなあ」と改めて思いました。

めーさんは大事な一番最初のヤギで、しかも雌。元気になってくれて本当によかった!!

2008年2月 6日 (水)

1輪車

Nec_0008 「ローテク万歳グッズ」その27、1輪車です。

1輪車なくて、外の作業はできません。

これがあれば、かなり重い肥料や飼料も梃子の原理で軽々と運べます。草も手で持つ何倍の量をいっぺんに運べます。

本当に便利。

一つの車輪に二つの支点。単純な構造なのになあ。この三角構造が曲者なのです。

もし車輪が二つあったら、今度は簡単に前のほうへひっくり返っちゃいます。手元のほうが重くできてるから、早々簡単に前にひっくり返らずに済んでるんだよなあ。

誰がこれを発明したのでしょうか?なかなかにすばらしいデザインであると思います。

2008年2月 5日 (火)

柑橘類の剪定

Nec_0007 「さみーよー、足が冷えるよー、鼻水が出るよー」などといっておる間に、あちこちで着々と春への準備が進んでおるわけです。

去年たくさん実をつけてくれた柚子、かぼす、レモンなんかの柑橘類も、そろそろ花芽の準備をしようという季節なわけ。

この時期に木を剪定しなければ、ひょーんと高さだけが高くて、あまり実をつけない木になってしまいます。なので結構思い切って、木のなかがわの枝をばっさり落としてしまいます。外の枝ほどいい実をつけるので大事に伸ばしますのです。

枝をすかすかに落とされた木は、見た目は寒そうだけれどこれは大事な作業なのですよ。今年の冬の実りのために、今から準備しとかなきゃ。

あとは油粕とヤギ糞でたっぷり寒肥をやっておきましょう。木にとってのごちそう。

2008年2月 4日 (月)

大きくなりました

Nec_0006 12月に母鳥を鼬に殺されて独りぼっちになってしまった雛ですが、あれからこんなに大きくなりました。もう、猫用ケージにはいっぱいいっぱいです。

昼間は専用の小さい囲いを外に作って放してあります。夜はまだ冷えるのでケージに入れて部屋に戻すのです

思ったとおり雌鳥で、羽の色も足の色もお母さんにそっくり。鳴き声も「ピヨピヨ」だけでなく「コケコ、コケコ」と鶏っぽい鳴き声が混ざるようになってきました。

ふううううう。よかった。母鳥抜きでここまで大きくなるまで育てることができるとは思ってなかったです。やればできるもんだな。

どうぞ、彼女がお母さんみたいに卵を産んで雛を孵すまで、無事に育ちますように。

2008年2月 3日 (日)

冬の韮

Nec_0005 油断してると貧血になるたちなので、鉄分を補給できる野菜は欠かせません。

冬場は特に韮です。一畝植えてヤギ糞と油粕をたっぷり撒いてあります。おかげでたいへん青々と肥え太った韮が生えております。

何かにつけ庭に下りてはこの韮をむしって、料理に使います。

今夜は刻んで麻婆豆腐の中に入れました。なにせさっきとってきた韮。我ながらそれはそれは韮臭い香りがぷんぷんといたします。

ああ、今、ちょっとKISSはできないなあ。

2008年2月 2日 (土)

原油価格高騰の折

Nec_0004 電気炬燵に石油ストーブという、今となってはクラシックな暖房に頼っておるわけですが、まあ、灯油もお高いことですし、ストーブのほうはほとんど使用しておりません。

まだ18ℓ入りのポリタンクを使い切ってないぐらいなので。

いくら寒い冬といっても鹿児島なので、こんなちょぼちょぼの使い方でも凍死することなく過ごせていますが、北の国では暖房にお金かかるだろうなあ。

原油価格高騰の折、灯油だけでなく重油もかなり上がっているとのこと。そういやハウス栽培農家が重油の高騰で採算がとれなくなってきたとも聞きました。結局また露地物の野菜や果物に戻るんだろうな。「旬」ってやつが復活するのか?

いやいやことはそう簡単でないかも。温暖化で気候が狂ってきてるし。

さてさてどうなるんじゃ?

2008年2月 1日 (金)

寄生虫駆除剤と同じ成分

Nec_0003 さて、今巷で大騒ぎになっている殺虫剤入り餃子。あの殺虫剤はヤギに打った寄生虫駆除剤とほとんど同じ成分だそうな。今日、家畜病院のK先生に聞いてきたので間違いない。

「強い薬だから気をつけてくださいね」と念を押されたのもごもっともでありました。

それにしてもなあ・・・・・・。ニュースで「餃子の袋に穴が開いていて外部から注入された痕がある」と報道していましたが、怖いなあ。そんな小さな穴、まずわたくし見逃すことでしょう。幸いにしてまだ亡くなった方はいないようですが、吐くわ下すわ意識障害になるわ、たいへん強い症状がでる薬のよう、口に入れるのは真っ平ごめんです。

つくづく日本は食料自給率をあげなくちゃならない。一刻も早く。いつも言うことですが、お札も株券も車もパソコンもTVも全部、煮ても焼いても食べることはできんのですよ。近くで作った信用できる食べ物。これが結局はクニの大元だと思いますが。

食料は一番強力な戦略物資。第二次世界大戦敗戦前後に、あれほど飢えた記憶を、いったいどこに置き忘れたの?