椿屋敷のお客様

« 2009年7月 | メイン | 2009年9月 »

2009年8月

2009年8月18日 (火)

嘆いてるヒマはねえ

090818  今朝はっと気がついたら、囲いの中から雄ヤギのボンボンくんが脱走していて、あれよあれよというまにめーさんに乗っかって交尾してしまいました。

めーさんは仔ヤギ二頭を亡くしたばかり。

お前ら早ええ!!

そして正しい!!圧倒的に正しい!!!

2009年8月17日 (月)

灰色

Dvc00163 桜島の灰が降りました。

世の中がすべて灰色になり、どこもかしこもざくざくします。

めーさんの産んだ二頭の仔ヤギが初乳を飲まず、死んでしまいました。悲しい。

めーさんが仔ヤギが死んでしまったことを納得できず、そこらじゅうを探して回ったり、オジョウの産んだ二頭の仔ヤギを(こっちはぴんぴんしている)自分の子供と勘違いして喜んで近寄ったり、・・・・・・・・・泣かしてくれます。

キツネか狸が金網の隙間から若い雌鳥の足を引っ張って、開放骨折させてくれよりました。たぶん助かりません。これもむかつくやら悲しいやら。

灰が降った朝、心も灰色。

2009年8月15日 (土)

狐のうわさ

090815 うち近辺で狐が出没するらしい。

ご近所の犬散歩仲間さんが今朝3軒先のロードミラーの下で二匹の狐を見たのですと。

道理で・・・・・・・最近モモとアンズが暗闇に向けて吼えるですよ。吼え方が尋常でないので「何か居るな」とは思いましたが狐とは。うちは鶏もいるしヤギは子供も産まれているので気をつけねばな。そういやお母さんヤギが妙に警戒した声を出してたな。

「それどころじゃないのよ。最近、猿も鹿もでるらしいのよ」とお散歩仲間。そりゃまたオールスターキャスト。どうしたことか。最近耕作放棄地が増えてきたからかな。

なんにせよここらに狐は昔わんさかいて、「そこを通ると狐に化かされる野山」だから「花野(古来『化野』と表記)」とか、兵六狐という狐が夜な夜なお化けを出したという吉野町とか、すぐ近くなんですわ。

狐復活ならば、化かされる人も出てくるやもしれんな。

2009年8月14日 (金)

タブー

090814 人間が都市生活をする上で、タブーとし隠蔽してしまったのが、「出産とセックスと死」であると申します。どれも普通の生活をしていたらダイレクトに見ることは無いでしょ?

わたくしも猫と犬とヤギの出産は見たことあるものの、人間の出産は見たことないし。妹の出産に立ち会ったのにねえ。

帝王切開だったのだよ。だから甥っ子は見えない手術室でいつの間にか出てきて、血液も胎盤も胎胞もきれいに洗われて、臍の緒も切られた状態で看護師さんに見せられて、ご対面。うううううむ。

いや、もちろん、今の医療のおかげで、出産時の母子の死亡のパーセンテージが劇的に減ったことはわかるよ。でもねえ・・・・・・

ここまで徹底的に見えなくなって・・・・・・・大丈夫なのかね?

「出産とセックスと死」って・・・・・・・哺乳類にとって「生きる」ってことそのものじゃん?なのにさあ、きれいにこれらを隠蔽した都市で育った人にとって・・・・・・・・この三つを生で見ることは、ほとんどホラー映画を見るのと同レベルの生々しさと気持ち悪さと恐ろしさだと思うよ。

それって・・・・・・どうなんだろ?大丈夫なのかね?

2009年8月13日 (木)

サンバ♪サンバ♪

090813 めーさんが今朝出産しました。

といっても彼女にとっては4回目の出産。慣れたもんですわ。

目が届くように納屋にいさせてたんですが、今朝6時前にひょいと覗いてみたら、大して痛がりもせずお尻から仔ヤギの前足と頭がのぞいてます。

まあ、目が合ったついでなので、めーさんの息に合わせて「ひっひっふー、ひっひっふー」と仔ヤギの頭と足を引っ張ってあげました。すぐずるっとでてきて「みえええええ」と産声。次の仔の足ものぞいてきたので、そのまま引っ張る。ずるっ。「みえええええ」。

去年スプラッターの難産に立ち会った経験があるので、こちらも慣れたもの。生まれたての仔ヤギは、粘膜やら胎盤やらに包まれて、赤、黄色、紫の極彩色。大急ぎでお母さんがそれを舐め取るのを手伝って、バケツのお湯で雑巾を絞って拭き取ってやります。

粘膜が取れるにつれ、ヤギはほんわか真っ白な毛色がでてきて、それはそれはかわいらしくなります。しかも産まれて30分もしないうちに立つし。

残念なことにこれほど可愛い時期は、あっという間に過ぎちゃうんだけどね。

2009年8月11日 (火)

めーさんよ、お前もか

090811 今日、毎度おなじみ鹿児島大学の動物病院にいってきました。

めーさんのおなかが膨らんでいるのが心配で診てもらったのですが、先生、一目診るなり「この子、妊娠してるよ。」

ううううううん、そうだったのか。3日前おじょうが二頭の仔ヤギを出産し仰天したばかり。だってザーネン種の発情期は秋で出産は春とばかり思ってたんだもの。

でも、そこのところは最近微妙で、場所によってヤギの出産周期が変わるらしい。たとえば、同じ鹿児島県内でも島に行ったら周期が短くなったり、極端な場合は同じ敷地内でも表で飼うのと裏で飼うのじゃ条件が違ってきたりするのですと。ますますもってううううううむ。

うちのヤギたちは短期になる条件にはまっているわけだ。これはめでたいことか!

なにはともあれ、めーさんも出産が近いらしい。今回も安産でありますように。

2009年8月10日 (月)

季節はずれの子供

090810 ヤギのザーネン種は秋発情の春出産のはずなのですが・・・・・・・・

こんな夏ど真ん中で産まれるとは。しかも二頭。

まあ、無事に産まれてくれるのはありがたいし。

明日、鹿児島大学の動物病院に行く予定なので、先生に聞いてみよう、っと。

2009年8月 9日 (日)

純粋原理主義者の恐怖

090809 「純粋」とか「ピュア」とか好きなやつは大嫌いだ。ちゅうか、怖い。

昔知人で「食品添加物は物質としてピュアなの。」とクソ真面目に言うやつがおりました。「だからなんだ?」です。「ピュアなら体に害が無い」とでも?

だいたい純度が高い物質ほどやばいことが多いじゃん。酸素にしたって純粋酸素は毒なんだぞーーー!!

人間、特に女に、「純粋」とか「ピュア」とか「清楚」とか求める風潮は、無くなることがないなあ。だからさあ、純度が高いほど毒の確率が高いんだってば!!

というところで酒井法子。

あたしゃ、TVをほとんど見てないので酒井法子もよく知りません。でも、今回ネットで初めて写真みて見るからに「アバズレ」って思いました。「清純派」とやらだったそうですが。

あ、誤解なさらないように。わたくし「アバズレ」が嫌いではありません。嫌いなのはTVとプロダクションとタレントの戦略にまんまと乗っかって「清純派」とやらをもてはやす、「純粋原理主義者」とでもいう連中です。

「清純だと思っていたのに。裏切られた。」などと、お前何様じゃ何被害者意識もっとんじゃ、みたいなご発言をする馬鹿どもや、「のりピーの替わりに僕を罰して」などと、警視庁に電話かけまくるような大馬鹿どもが嫌いなの。その思い込みが醜悪で怖いの。

2009年8月 7日 (金)

ドラッグだらけ

090807 どうなってんの?ネット上でどこもかしこもドラッグの話だらけ。TVをほとんど見ないので酒井法子も押尾学も知らないんす。何に出てた人?

それにしても、なんでドラッグやるかねえ?アルコールもタバコも、もちろんマリファナもヘロインもスピードもエクスタシーも、まったく嗜まないのでわかりません。(依存してるとしたらチョコレートか?それも3日に1ぺんぐらいだしなあ)

世の中、もっと劇的に楽しいことも気持ちいいことも、あると思うけどねえ。

ちょっと前のエントリーにも書いたけれど、大麻にしろケシにしろ、歴史の長い植物なのに、しょうもない使いかたされるせいで栽培禁止。そっちのほうがあたしゃくやしいよ。

2009年8月 6日 (木)

青柿

090806 聞くところによると、まだ青い柿をたくさん甕に入れて腐らすと、柿渋ができるらしいんだよね。

んでもって柿渋って、クレオソートより防腐作用があるらしいんだよね。

だから木杭の根っこに塗ると、地面に打ち込んでも腐らなくて長持ちするんだな。

うちはよくなる柿の木が3本もあるし、木杭を山ほど使うから、ぜひ柿渋を自家製で作ってみたいんだけれど、いつも機を逃しちゃうんだよな。

まさしく今が青柿の季節なんだけどなあ!