焼きたてスコーン
スコーンは身近な材料で簡単にできる割に、むちゃくちゃおいしい焼き菓子であります。薄力粉とバターと卵黄ととベーキングパウダーと砂糖と塩と牛乳、あれば生クリームかヨーグルト。全部混ぜてオーブンで焼くだけ。
それで、外はさくさく、中はしっとり、割ると湯気がほわほわと立つ、バターの香り豊かなスコーンの出来上がり。熱いうちにバター(できればクロテッドクリームがいいんだけれどな。これが手に入らないのがすこぶる残念)や蜂蜜やジャム、メープルシロップをつけて「あぢあぢ」といいながら食べるのがおいしいのです。
アガサ・クリスティは作品の中で、繰り返し繰り返し「正統派イギリスのアフタヌーンティー」の描写をしています。そのお茶会では必ず「マフィンとスコーンとサンドウィッチ」がお茶うけに出てくるのです。流れるクリームと鮮やかな酸味のマーマレード。むちゃくちゃおいしそうで。
自分で作るようになってからも思います。スコーンはうまい。「イギリス料理はまずい」というけれど、アフタヌーンティーのお菓子類はおいしいよな。
やっぱ、大英帝国ってのは凄かったんだな。いろんな意味で。
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