さて、わたくし最近「相棒」シリーズをYou Tubeで見ることにはまってまして。いやああ、おもしろいです。雨でお外に出ることがかなわない梅雨時の最高の娯楽ですわ。
なんか映画にもなったそうで、でも映画観るために山から降りるのテソカ(めんどう)ので、きっとYou Tubeで見ることでしょう。それで十分おもしろいのではないか、と。
なんせストーリーがおもしろい。どの話もとてもよくできた話です。殴り合いとかドンパチとかカーチェイスとかほとんど無いのにねえ。飽きない。
「水谷豊の新境地」と言われてますが、ほんとこんな役をできる人とは思わなかった。クールで頭が切れすぎて「和製シャーロック・ホームズ」の異名を持つ変人の杉下右京。もちろん杉下がおもしろいんだけれど、この杉下の相棒「特命係のカメヤマ~」こと亀山薫役の寺脇康文も絶品。「ワトスンの役回りは、ちょっとおバカで人情家」という基本を押さえたキャスティングがすばらしい!
そう、とにかくキャスティングが「え?この人にこんな役をやらせるの!?」ととんでもない意外な役者を持ってくるの。第一話が泉谷しげるの憂国の爆弾犯だったり、生瀬勝久が検事かつ稀代の殺人鬼だったり(これがまた良く似合ってた。『トリック』のときのハゲ刑事とは別人。この人こんなにハンサムだったか?と思いました)。西村雅彦が女ったらしの新聞記者だったり。竹中直人が特命係の私物化をたくらむ課長だったり。傾向としてよそでは「ギャグ・コメディ・喜劇俳優」として使われてる人たちを超シリアスで使うってのが、演出家のお好みらしいです。
レギュラー陣も、岸辺一徳の小野田官房長の煮ても焼いても喰えない狸ぶりとか、六角精児の米沢鑑識官とか(あたしこういう職人肌大好きなんだよ。また亀山とのやりとりがとぼけてて笑える)、川原和久が「特命係のカメヤマ~」とかいって亀山に異常なライバル心を燃やす一係の伊丹刑事をやってたりとか、まあ、見所満載!
毎回ゲストも豪華だし、いまさらながらこれはおもしろいわ!今「相棒Ⅴ」の元旦スペシャルを見終わったところです。「Ⅵ」ま出でてるんだよな。スピンオフもあるんだよな。きっと全部見ちゃうなあ。楽しみだなあ。
祖父母の代からつきあいのあるお医者さんが近くにあります。車で5分ちょっとですか。
亡くなった祖母が寝たきりの認知症になって5年あまり、週に一度の往診をしていただいてました。死亡診断書も書いてくださいました。祖父も家で亡くなっているのでその死亡診断書も。その流れで自分も何かあるごとにそこに行きます。いわゆる「かかりつけのお医者さん」。「ホームドクター」です。
こないだ、そこで胃カメラを入れました。最近の胃カメラ鼻から入れるんです。直径5mmほどのコードみたいなもの。
「鼻から入れると、口からと違って『オエッ』とこないので楽ですよ」
「はあ」
鼻の穴に麻酔を吹きつけ、喉に麻酔ゼリーをひっかけてだします。
「入れますよ~」
「ふがが」
確かに口から入れるよりはるかに楽。なんせ自分がCCD画面を見る余裕まであります。
カメラはわたくしの鼻の穴の中を進みます。ピンクでぬめぬめした洞窟。
「お、ここが狭いなあ」
「ふがが」
どうやら鼻の穴に狭いところがあるらしい。
「いでででで」
「大丈夫、大丈夫、通るから通るから。こっちからなら大丈夫」ぐりぐりぐり。
「いででででで」
「ほーら、通ったあ。大丈夫でしょ?」
「ふがが」
カメラはさらに咽頭、食道に進みます。内臓ってこんなになってるのか。
「通る通る。多少痛くても少しの我慢」
会話だけを聞いてると、なんだか、別の事をしてるよう。
家の中だけでなく内臓の中まで見られちゃったな。
・・・・・・・・・・・エロ小説、エロマンガ、エロ動画、病院モノが多いのわかるような気がします。
鹿児島地方は降り始めからの総雨量が300mを超えました。三日三晩降り続けというやつです。まだまだ降るらしいです。
天の川だかプールだかの底が抜けたのでしょうか?もうこりゃ立派な雨季でしょう。いよいよ亜熱帯化してきました南九州。暖かいのは好きですが、こうなってくると、熱帯の蚊とともにいろいろヤバゲな病気が北上してきそう。蚊の媒介する病気っていろいろあるからねえ。
小学生の頃問答無用で毎年打たれた日本脳炎の注射を思い出すよ。いろんな予防接種の中であれが一番痛かった。ドカンと重い痛みが腕に来たものでした。とても嫌いだったけれど日本脳炎みたいな悲惨な病気になるよりマシだったわけだな。
最近知り合った15歳の女の子、麻疹もオタフクカゼも水疱瘡もやってないし、日本脳炎も天然痘も風疹も結核も予防接種を受けてないんだって。「日本は防疫で守られてた」って言われればそれまでなんだろうけど、なんかそこまで無防備でほんとに大丈夫なのかな?
わたくしなぞ、種痘痕が右腕にも左腕にもあるという(なんで二回も受けてんの?今となってはわからん)世代なので、まあ、撲滅宣言された天然痘が復活しても、生物兵器化されてなきゃ感染の恐れは無いと思うけど、若い世代に流行っちゃったらやばいんじゃないの?現に麻疹が20歳前後に流行してるらしいし。
そういや一世を風靡した「リング」。ありゃあ「ビデオテープが媒介する天然痘」という設定だったなあ(いまさらネタばれしても許されるじゃろ)。「リング」の大ヒットのベースには「無菌世代が抱える感染症への潜在的恐怖」があるんじゃなかろうか?
こうやって、天の底が抜けて大雨が降って、平均気温が上がって、虫もウィルスも細菌も、今まで日本列島には存在しなかった強烈なやつが席巻しだしたとき、その恐怖は本物となるのであります。そのとき歯止めはあるのか?
岩手・宮城内陸地震でお亡くなりになった方のご冥福、および行方不明の方々の一刻も早い救助をお祈りいたします。
それにしても、ほんのこの間四川大地震があったのに、今度は日本の東北で。地震は恐ろしいです。
実はわたくし、阪神大震災のとき関西にいて、部屋の中が大揺れに揺れ6棹の本棚が(すべてマンガ満載)一瞬のうちにすべて倒れるという恐ろしい体験をいたしまして、それ以来地震が大の苦手なのです。
はっきり言って、大揺れに揺れてるときはもうただただ床に這いつくばるだけですぞ。「机の下に避難」とか「火の元栓」とか、そんなもの全部ぶっ飛びますぞ。「あわわわわわ」とかいいながら、なすすべなく人智を超えた桁違いの力に翻弄されるだけ。はかないものでございます。
鹿児島市じゃ、ここしばらく桜島の灰がよく降ります。おいおい。ひょっとして火山活動が活発化してるのか?大正3年の大爆発みたいのがあったらやだぞ。「忘れた頃」にも来てほしうないぞ、天災。
鹿児島地方は大雨が二日続き、お外に出ることができませんでした。今日の夕方になって、やっと雨合羽なしでモモ散歩に出かけられたほどです。
モモ散歩の途中、地面を見てみたら大雨の前には確かに木についていた栗の花が、落ちて一杯散らばっているではありませんか!!
大慌てで木を見てみたら写真のようにすでにごくごく小さい毬栗が出来上がっています。あいたたたたOh my GOD!!!
このもう一段階前が見たかったんだよう。要するに「まだ栗の花がついているのに毬栗もできている状態」ってのが。雨が降る前は確かに何の変哲も無い白いオヒシバみたいな花だったのに。何でたった二日でこうなるの?時すでに遅し。
くそう、来年は必ずもう一段階前を観察するぞ。というわけでさとさん、blazeさん、今年はこれが精一杯でした。来年はさらに決定的瞬間に迫るつもりですのでよろしくお願いします。
この間採った梅は、まだ青かったり傷があったりしたので、アク取りして梅シロップを作成中です。あたし基本的にアルコールダメだしな。
梅シロップの水割りで夏の暑さを乗り切ろうという算段です。うううん、想像するだに甘酸っぱい香りが舌に広がってのどの渇きがおさまりそう。
作り方
簡単なんだけど梅の匂いがぷんぷんしてたいへんおいしいシロップです。
「夏は酢」を摂れというからな。
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